最近読んだ本2023/6/23
特に記事を書くペースを決めているわけではないが、一週間に1つは習慣として描きたいな、と思い、ただこれといって今描きたいトピックが思いつかず、今回は最近読んだ心理系の本をまとめておく。
本に関しては、ほぼ(すべてかも)kindle unlimited で読める。
学びとは何か <探究人>になるために (2016) 今井 むつみ
認知科学の視点で、学びについて深掘りしていく本。
放送大学の「知覚・認知心理学」の内容と一部かぶっていて、これが私の中で苦手なので、理解の一助になった。
子どもが、どのように第一言語の習得を誰も教えないうちにできるのか、という短な疑問など、日常の生活に引き付けて専門用語を理解できたと思う。
(それでも脳の部位の名前が難しかったり、知覚・認知心理学関連の苦手意識はまだ消えず…)
ケーキの切れない非行少年たち (2019) 宮口幸治
司法の場における心理職について、イメージのつくものがなかったので、読んでみた。
事例が具体的でよかった。
漫画でわかる家族療法 親子のカウンセリング編 (2018) 東豊
こちらも家族療法について、ワードとしては聞くけどどんなもの?というイメージをつけるためにささっと読めてよかった。
現実がどうか、という点より理想としては家族療法ってこんな感じなのかなーという印象。
自傷行為の理解と援助 (2009) 松本俊彦
自傷行為についての本、なぜ自傷行為を行うのか、自殺とは何が違うのか、など、様々な研究結果を含めて自傷行為を中心に論が展開される。
特別難しい話は無く、また自傷という刺激的なテーマでもありとても読みやすい。
特別自傷行為に特別関心があったわけではないが、事象としての不思議を学問に落とし込み、いろんな研究結果を咀嚼して自身のセオリーを作っていく、改めて研究って面白いな、と感じられた。
漫画編
あと漫画で下記も読んでいて、おもしろい。
「お別れホスピタル」沖田✖️華
「アンメット -ある脳外科医の日記-」 小鹿ゆずる✖️大槻閑人