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自立のかたち

こんにちは。ケイコです。

23年前に子どもが自閉症と診断されたこともあり、長年、保護者、NPO設立、子どもの指導者といういろんな立場で療育と向き合ってきました者です。

今日は、standFMのライブで、「親も上司もあやまろう!」というテーマでお話しするつもりでした。

なのに、いつの間にか「自立のかたち」という話になってしまいました。

ここがライブの良いところです。

来てくれた人の反応で、自分の寝かせていた想いが引き出されます。


ここで言っているのは、「自立のかたちは、人それぞれ。」ということです。

以前に書いた、最終目標は「けなげなかわいい人」とも繋がります。

全ての人は、完全な一人では、生きていけないですよね。
だから、「応援したい!」と思われる人になることも、自立の一つの形なのです。

○自分自身を好きになる。
○毎日が楽しい。
○これからやりたいことがある。
○人に役立っている実感がある。

こういった幸せは、一人では完成しません。

例えば、脳性麻痺で全身不随の状態の方でも、表情がほとんどないようでも、けなげに目を輝かせたり、しっかり生きようとしている姿は、それだけで感動します。

思わず「何かできることはないかしら?」と思ってしまいますし、「もっと楽しんでほしい。」と思わせられます☺️

それは、その方にとっては、立派に自立している姿です。

「環境によって、最悪な状態になるじゃないか。」と言われる方もいらっしゃいますが、それは障がいがなくとも同じです。

詐欺にあって全財産を取られて、絶望に陥っている人は、障がい者じゃなくてもいるのです。


だからと言って、支援が必要ない・・・というお話ではありませんよ?

療育や、教育の目標は、一人で何かができること。だけにフォーカスしすぎると、危険だというお話です。

支援も含めての「自立のかたち」があるのです。
起業家としての自立も周りの支援を含めてですよね。

ですから、発達障害と診断された保護者の方、診断されなくても困っている方、子育てに奮闘されている保護者の方、これからお母さんになられる方に、「人のゴールは、遺伝子の数ほどあるのだ。」という事を、ちょっと頭の隅っこに置いてみませんか?

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ケイコ
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