結局、行動する人が習慣を手に入れる#85
結局、行動する人が習慣を手に入れる
ランニングを習慣化するためには、結局のところ「行動」がすべてです。どれだけ理論や知識を知っていても、それを実践しない限り、習慣にはなりません。僕が月間100kmのランニングを3年以上続けられているのも、初めは小さな行動からスタートし、それを積み重ねてきたからです。
今回は、行動がいかに大切で、どうすれば実際にランニングを習慣化できるのか、そのステップについて考えてみたいと思います。どんなにモチベーションが上がらない日でも、行動を少しずつ続けていくことで、確実に変化が現れます。
1. 小さな一歩を踏み出す
最初に覚えておいてほしいのは、「大きな目標」をすぐに達成する必要はないということです。特にランニングを始めたばかりの人にとっては、最初の1kmや5kmを走るだけでも大きな挑戦です。しかし、それで構わないのです。
僕自身も、最初は1km走るのが精一杯でした。だけど、1kmでも「走った」という事実が自分に自信を与えてくれました。重要なのは、その小さな成功体験を積み重ねることです。「今日は短い距離で終わってもいいから、とにかく走る」というマインドを持つことが、最終的には習慣化につながります。
2. 完璧主義を捨てる
習慣化の大敵は「完璧主義」です。多くの人は、「毎日10km走らなければ意味がない」とか、「完璧なフォームで走らないとケガをしてしまう」と思いがちです。しかし、その考えはむしろ行動を妨げてしまいます。
完璧である必要はありません。重要なのは、「少しでも前進すること」です。たとえゆっくりでも、短くても、「走る」という行動自体がランニングの習慣を作り上げてくれます。僕も何度も挫折しかけましたが、そのたびに「今日は少しでもいいから走ってみよう」と思い直し、結果的に続けられるようになりました。
3. 行動のトリガーを設定する
行動を習慣化するためには、日常生活の中に「トリガー(きっかけ)」を設定することが有効です。例えば、僕は毎朝起きてからまずランニングウェアに着替えることを習慣にしています。これが僕にとっての「走るきっかけ」になっています。
日常生活の中で、自然にランニングを始めるためのきっかけを作ることで、無意識に行動を取りやすくなります。例えば、朝コーヒーを飲んだ後や、仕事が終わったタイミングで「ランニングに行く」と決めてしまうと、行動のハードルがぐっと下がります。
4. 短期的な目標を設定する
長期的な目標は大事ですが、それだけではモチベーションを保つのは難しいです。そこで、短期的な目標を設定することが重要です。例えば「1週間で合計10km走る」とか、「30分間だけ走る」といった、すぐに達成できる目標を立てることで、行動しやすくなります。
僕も長い目で見ると「月間100km」を目指していますが、それを達成するために「1週間でどれくらい走るか」を常に考え、短期目標に分割しています。この小さな達成感が、次の行動へのモチベーションを高めてくれます。
5. 自分にご褒美を与える
行動を続けるためには、モチベーションを保つ工夫も必要です。その一つの方法として、自分にご褒美を与えることがあります。例えば、1週間しっかり走れたら好きな食事を楽しむ、目標を達成したら新しいランニングウェアを買う、といった具合です。
僕もランニングを続けていく中で、達成感を感じる瞬間に自分にご褒美を与えることで、楽しみながら習慣を維持しています。自分を甘やかすことが続けるためのエネルギー源になることもあります。
6. 環境を整える
行動を継続するためには、周囲の環境を整えることも大切です。例えば、ランニングシューズを玄関に置いておく、ランニングウェアをすぐに取り出せる場所に準備しておくなど、走りやすい環境を作ることが重要です。
僕は家の中でいつでもランニングに出られるように、ウェアやシューズを常に整理しています。このように、環境を整えることで「準備の手間」を減らし、行動に移しやすくするのです。
7. 仲間と一緒に行動する
一人で行動を続けるのが難しい場合は、誰かと一緒に取り組むのも効果的です。友人や家族と一緒にランニングの目標を共有し、お互いに励まし合うことで、自然と行動を継続できるようになります。
僕も時折、仲間と一緒に走ることがありますが、やはり一人で走るよりも楽しく感じられますし、他の人との交流が新たなモチベーションとなります。ランニンググループに参加したり、SNSで走行記録をシェアすることも、仲間を見つける良い方法です。
8. 「なぜ走るのか」を考える
行動を続けるためには、自分が「なぜその行動をしているのか」を明確にすることが大切です。例えば、健康のため、ダイエットのため、自己成長のためなど、人それぞれの理由があるはずです。
僕の場合、最初は健康のために走り始めましたが、次第に「もっと自分を強くしたい」「自分を超えたい」という気持ちが強くなり、今ではそのために走っています。この「なぜ」を明確にすることで、行動の意味がはっきりし、続けることが簡単になります。
9. 失敗を恐れない
どんなに行動を続けていても、時には挫折したり、失敗することもあります。しかし、その失敗を過度に気にしすぎないことが大切です。ランニングを続ける上で、体調が悪い日や、どうしても走れない日があるのは自然なことです。
僕も過去に何度も「今日は走れなかった」と思う日がありましたが、それを気にしすぎることなく、「また次の日から頑張ればいい」と気持ちを切り替えました。重要なのは、失敗した時にそこで終わらせないことです。再び行動を起こすことが大切です。
10. 継続は力なり
最終的に、行動を続けた人が習慣を手に入れます。最初は大変かもしれませんが、小さな一歩を積み重ねることで、自然とランニングが習慣化されていきます。行動することでしか習慣は手に入らないということを忘れず、今日も一歩前に進んでみてください。
僕自身も、行動を続けることで、今ではランニングが生活の一部となり、楽しみながら続けられています。初心者の方も、少しずつで構いません。行動することで、必ず習慣を手に入れることができます。
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