京都の世界遺産「龍安寺」で心安らぐひととき
こんにちは、ルナです。
先日、京都の「龍安寺」(りょうあんじ)へ行ってきました。
新緑の季節で、とても美しい景色を堪能しました。
最近、京都の観光地を巡っていましたが、龍安寺は、平日に訪れると混雑しておらず、静かに観光することができました。
外国人観光客もいらっしゃいましたが、少し前に訪れた清水寺方面のような混雑はありませんでした。
龍安寺の門をくぐると、そこは新緑の楽園で、感動しました。
この季節は、気候もよく、気持ちがいいです。
龍安寺アクセス
京都駅からは、市バスで50番系統に乗車して、立命館大学前で降りて徒歩7分で着きますが、結構、坂がきついです。
私は、立命館大学前で降りて、次にそこから、市バスの59番系統が来るのを待って「龍安寺前」というバス停で降りました。
そうすると、目の前に龍安寺があります。
実は、バスの行き方に迷っていて、この乗り換えがあることを知らなかったのですが、バス停にいた70代くらいの男性が親切に教えてくれました。
「立命館大学前で降りて、59番に乗り換えしなさい。そうすれば、龍安寺の目の前で降ろしてくれるよ」と言ってくれたのです。
この親切のおかげで、無事に龍安寺にたどり着けました。
これも旅の良い思い出となり、心が休まる瞬間でした(^^)
それから、電車での行き方もあります。
四条大宮駅から京福電鉄(嵐電)北野線に乗り、「龍安寺駅」で降りればすぐです。
電車の旅も面白いかもしれません。
龍安寺の石庭
龍安寺は、室町幕府の有力者であった細川勝元が1450年に創建した禅寺です。京都の中でも特に有名な観光地の一つで、多くの人々に愛されています。
龍安寺と言えば、何と言っても「石庭」が有名ですよね!
メディアで見たことはありましたが、実際に見るのは今回が初めてでした。
この石庭は「枯山水」と呼ばれる日本独特の庭園様式で、石と砂だけで構成されています。
特に龍安寺の石庭は、十五の石が配置されていて、どの角度から見ても必ず一つの石が隠れるように設計されています。
私は、石庭の前に座り込んで、ただ静かに眺めていました。
心が自然と落ち着き、日常の喧騒を忘れることができます。
龍安寺の石庭は、とても心が癒される場所だと感じました。
この訪問を通じて、龍安寺の石庭の素晴らしさを実感し、日本の伝統美に感動しました。
年を重ねて感じる日本の美しさ
修学旅行の学生たちも来ていました。
先生から説明を受けている様子を見て、私もこんな風に中学生だった頃があったなぁと思いました。
引率の先生が龍安寺について詳しく説明されていて、
私も隣から「なるほど!」と思いながら聞いていました(笑)。
学生の頃は、歴史や日本の文化にはあまり興味がなかったのですが、50代になってからその魅力に気づきました。
若い頃はただの授業の一環として聞き流していた話も、今ではとても新鮮で興味深く感じます。
年を重ねるごとに、こうした文化や歴史の深さを理解し、その美しさを楽しむことができるようになった気がします。
龍安寺の蹲踞(つくばい)、水戸黄門の寄進で伝わる禅の教え
つくばいとは、茶室の庭に設置される手水鉢のことで、茶道の前に手を清めるために使われるものです。
龍安寺のつくばいは、特にそのデザインと刻まれた禅語で知られています。
そして、このつくばいは、水戸黄門として有名な徳川光圀が寄進したものなのです。
つくばいには「吾唯足知(われただたるをしる)」という禅語が刻まれています。
この言葉は、「私はただ足るを知る」という意味で、欲張らずに今あるものに満足することの大切さを教えてくれます。
中央の「口」という字を囲むように「五」、「唯」、「足」、「知」の文字が配置されていて、この配置がまた独特で面白いですよね。
睡蓮の見頃を迎える龍安寺の鏡容池
龍安寺は、敷地内の鏡容池(きょうようち)も見どころの一つです。
これから5月〜7月にかけて見頃を迎える睡蓮が有名です。
私が訪れた際は、まだ見頃ではありませんでしたが、池には蓮の葉が広がっていました。
睡蓮は朝早くに花を開き、昼過ぎには閉じ始めると言われているので、もしかすると、私は、午後に行ったので、閉じていただけかもしれません。
そうであれば、非常に残念です。
次回はぜひ、睡蓮の美しい花が咲く時間に訪れてみたいと思います。
龍安寺のご朱印と感想
今回の龍安寺の訪問では、たくさんの素敵な体験をしました。
石庭の静かで美しい景色に心が癒され、つくばいの禅語に感動しました。
また、鏡容池の水面に浮かぶ睡蓮の葉を見て、次回はぜひ睡蓮の花が咲く朝に訪れたいと思いました。
そして、龍安寺でご朱印をいただきました。
ご朱印は今年から集め始めたんです。
訪れるたびに一つずつ増えていくのが楽しみです。
龍安寺は、とても心が安らぐ場所でした。
今回の訪問で、日本の伝統美の素晴らしさを改めて感じました。
また訪れたいと思います。
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