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元整形外科看護師が伝えます!痩せによる骨粗しょう症は恐ろしいですよ!


骨粗しょう症って何?


骨粗しょう症は、骨密度が減少し骨の強度が低下する状態です。骨が脆くなるため、転倒や軽い衝撃でも簡単に骨折してしまうリスクが高まります。💥特に閉経後の女性や高齢者に多く見られますが、若い世代でも不十分な栄養や運動不足により、将来的に骨粗しょう症を引き起こす可能性があります。

骨の健康は、以下の要因で維持されます。

  • 骨を強くする食事の摂取🍽️

  • 適度な運動🏃‍♀️

  • ホルモンバランス👧

若いころから骨の健康に注意することで、将来的な骨粗しょう症のリスクを減らすことができます。骨密度は20代前半までにピークに達し、その後徐々に減少していくため、若いうちに骨を強化しておくことが大切です。特に、10代から20代にかけて以下の対策を行うことで、強い骨を作ることができます。

骨粗しょう症予防のための対策

栄養バランスを考えた食事🍴
骨の健康
を保つために、欠かせない主な栄養素は以下の通りです:

  1. カルシウム(骨の材料)

  2. ビタミンD(カルシウムの腸管からの吸収を助ける)

  3. ビタミンK(体内に取り込んだカルシウムが骨に沈着する際に必要)

骨粗しょう症の予防・治療の観点からカルシウムは1日700~800㎎摂取を推奨されています。🧀🍶

100㎎以上含む食品を赤字で示しています。


日光浴と運動の習慣
 🌞🏃‍♂️
ビタミンDの生成を促すためには、日光を浴びることが効果的です。適度な日光浴を行うことで、体内のビタミンDのレベルを維持し、骨密度の低下を防ぎます。さらに、ウォーキングや軽いランニングなどの適度な運動も、骨を強くするために不可欠です。

  1. 💡運動の例:

    • 週3回のウォーキング

    • 軽い筋力トレーニング

喫煙と過度な飲酒を避ける🚭🍺
喫煙や過度な飲酒は、骨の健康に悪影響を与えます。特に、アルコールの過剰摂取はカルシウムの吸収を妨げ、骨を弱くする原因となります。若い頃からこれらの習慣を避けることが、将来的なリスクを低減します。

体重管理 🧍‍♀️⚖️
過度なダイエットや体重の減少は、骨密度の低下につながる可能性があります。特に女性は、無理なダイエットによりホルモンバランスが崩れることがあり、骨に悪影響を及ぼすことがあります。適切な体重を維持することが、骨粗しょう症予防には重要です。

痩せと骨粗しょう症、骨密度の関係


痩せすぎ
は、美意識や健康志向として注目されがちですが、実はそれが骨粗しょう症骨密度の低下に大きな影響を与えることがあります⚠️。痩せすぎの人は、通常の体重の人に比べて骨密度が低くなりやすいです。これは、体脂肪が少ないことや、栄養不足によって骨を構成するために必要なカルシウムビタミンDが不足しているためです。また、体重が軽いと骨にかかる負荷が少なく、骨が十分に刺激されず、結果として骨強度が低下します。

💡過度なダイエットは栄養不足を引き起こし、骨密度に悪影響を与える可能性があります。急激な体重減少は体内のホルモンバランスを崩し、特に女性の場合、月経不順や停止が起こると、エストロゲンというホルモンが減少し、骨密度の低下が進行します。

骨粗しょう症と女性ホルモン

女性は、特に閉経後に骨粗しょう症のリスクが高まります。これは、エストロゲンというホルモンの減少が、骨密度の急激な低下を引き起こすためです。閉経前後の女性は、特にホルモンバランスに気をつける必要があります。

💡ホルモンバランスを保つためには:

  • 大豆製品や納豆など、イソフラボンを含む食事を摂る。

  • ストレスをためず、規則正しい生活を心がける。

元整形外科看護師の私が肋骨を骨折したお話

今年の春、運動大好きな私は、休日や仕事の合間でジムに通い、ウォーキングをする毎日でした。体重がみるみる落ち、BMIが18に、そして風邪をひきました。いつもは喉にくる風邪が今回は、ひどい咳。1週間頃続いた時に、左肋骨付近が痛み始めました。私は勤務中に先生に相談し、肋骨が骨折しているかもしれないため、近隣の整形外科の受診を勧められました。結果は左第9肋骨骨折🦴💥治療は内服と、湿布貼付、リブバンド固定。1本だけ折れていましたが、これがなかなか痛い。笑ったり、腰を曲げたり、起き上る際にズキズキ痛みました。なぜこのような事態が起きたかというと、痩せすぎて骨密度が低下したところへ、咳をして肋骨に負担がかかり骨折してしまったとのこと。若い女性の痩せによる骨密度の低下は問題視されており、過度のダイエットは骨密度が低下し、将来骨がスカスカの状態になるとのことでした。私はそれ以来、過度なダイエットはやめるようにしました。そして骨を強くする食事を摂取するよう日々心がけています。どうか皆さん、若くても骨折することはお忘れなく。

骨粗しょう症に関する専門用語の説明

  • 骨密度:骨の密度を表し、骨の強度を示す指標。

  • カルシウム:骨の主成分であり、骨の健康を維持するために重要なミネラル。

  • ビタミンD:カルシウムの吸収を助けるビタミンで、日光浴で生成される。

  • エストロゲン:女性ホルモンで、骨の健康を維持する役割を持つ。

  • 骨粗しょう症:骨密度が低下し、骨折しやすくなる病気。

まとめ

  • カルシウムビタミンDを摂取することが、骨の健康に欠かせません。

  • 日光浴運動が、骨密度を保つために重要です。

  • 喫煙過度な飲酒を避け、体重管理をしっかり行いましょう。

  • 女性は、ホルモンバランスに注意し、閉経後のケアが大切です。

これらの対策を若いうちから始めることで、将来の骨粗しょう症リスクを大幅に軽減することができます。毎日の生活に少しずつ取り入れてみてくださいね😊

ハッシュタグ

#骨粗しょう症 #カルシウム #ビタミンD #ホルモンバランス #健康

参考文献


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