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今週のランとトラック競技の厚底規制について

こんにちは、ラン九郎です。

今週の練習を振り返ります。

8月11日 330mの坂ダッシュ×4 坂までの約1.5kmの往復含めた走行距離5.5km 

暑い中で負荷を掛けるとしたら短い距離が良いですね。長い距離は集中力がもたないし、脱水への不安もあります。今回は公園内の坂道を利用した練習を行いました。周りのジョガーの方に混じって全力で走りぜいぜい言っている自分に悦に入りました。坂道を走る場合、平坦な道よりももくもくと集中して走れるのも良いですね。自宅から坂までの往復含め5キロを超えて走り、それなりの負荷を掛け、計30分で帰宅できるという、ちゃっちゃとやって帰りたい私にとってコスパの良いメニューとなりました。

8月14日 6.8km(5:37-5:32-5:18-4:57-4:53-4:30-3:33)序盤慎重に走ったおかげか終盤しっかり上げられました。最後の800mはキロ換算4:25ですので、最後の1.8キロを4:30ペースで走れたことになります。私にとってはこの時期としてはしっかり上げられて自信になりました。終盤でも脚力にも呼吸にも余裕が感じられて、坂ダッシュでのインターバルの効果が出ているような気もしました。大量の汗を従えて帰宅し、コーラを一気飲みしましたね。最高です。

さて、世界陸連ではこのほど、トラック競技での厚底使用を禁止するとの発表をしました。厚底シューズはテクノロジーであり技術の進歩を妨げるべきではないと言う視点から、規制すべきではないという意見もありますが、私はスポーツとして成り立つレベル以上に道具を進歩させるべきではないと思っています。プロ野球では過度な反発を抑えるため金属バットは禁止ですし、ボールも反発係数の規定があります。これは技術の発展により反発が高まりすぎることが、もちろんプレーヤーのへの危険回避もさることながら、競技の本質を壊さないようにするためのものであると思っています。陸上競技のトラック種目は速く走ることを競うわけですが、陸上の場合はタイムが残りますから、過去や未来の選手と比較ができる点も競技の本質として大事なことだと思います。外的要因の力が極端に高まるシューズの過度な改良は、過去の名選手の記録との比較が難しくなります。例えば誰かが5000mで13:08:00で走り大迫選手の日本記録(13:08:40)をわずかに更新するぐらいでは、走力として従来の記録を上回ったと思いにくい。どこまでが適切な道具の改良で、どこからが過度なのかの線引きは難しいにしても、考え方としては過度なテクノロジーを搭載した道具の使用は抑えられて然るべきと思うのです。ただ、厚底の規制はトラックのみで、ロード競技はこれまでの40mm以内の厚底はOKを維持するわけですから、日本の駅伝等では今後も厚底による好記録は連発されていくことになるでしょう。

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