生活の知恵講座【第83回】

今日は、昨日の話の続きになる。昨日は、2つの事例を挙げ、前者のほうの説明をした。

今日は、後者の話(信号の点滅でダッシュする事例)をしよう。

歩行者用信号の点滅が始まったときに走り出して、間に合う場合とそうでない場合がある理由を知っているだろうか。

私は、歩行者用信号の点滅をよく観察しているのだが、点滅回数が10回の信号と、20回の信号がある。

点滅回数が10回の信号の場合、横断歩道の長さは短いことが多い。逆に、20回の信号の場合、そこは大きな交差点であることがほとんどである。

このことを知っていれば、赤になるまでに渡りきるのは無理だという判断が、早い段階でできる。

逆に、間に合いそうな場合は、10回の点滅でどれだけ走れるかを検証してみると良い。

以上に述べたように、時計の秒針の動きだったり、信号の点滅の速さだったりを、自分の走る速さの基準にすることができる。

客観的に評価するための判断基準(ものさし)を持っていると、自分の課題の改善の手立てが見えてくるものである。


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