4月最後の残業
月末2日間が土日のため、平日勤務にあたっている人の中には、今日が4月最後の残業だったという人もいるだろう。
私もその一人であった。
今日こそ早く帰りたいと言ってさっさと帰ってしまった人も何人かいたが、翌月に持ち越す人がいると、毎年のように、どこかの部署で誰かさんのバタバタぶりが見られる。
今日やるべきことは今日片付けろというのは、子どもの宿題と同じであり、仕方がないねと言って済ませられるのは、よほどの事情がある場合に限る。
自分だけのプライベートなことについては、他人がとやかく言うことではない。例えば、一人暮らしの人に、その人の家の中を毎日掃除するように言うのはおかしい。
だが、組織の一員である以上、たとえ自分が担当する仕事であったとしても、組織の中で発生している業務には、責任を持って取り組む必要がある。
だから、残業というのは、本来は、上司に命じられて行うものである。
ただ、気をつけなければならないのは、命令する上司のほうである。
部下がキャパオーバーの状況に置かれていないかどうかの確認もせずに、命じることがあってはならない。
また、部下の性格上、なんでも抱え込んでしまっていないかどうかも、日常的によく観察することも大切である。
部署の中で、どう見ても割り当てのバランスに偏りがあるのなら、そこは上に立つ者が是正しなければならない。
あるいは、上司として、部下の仕事の一部を手伝う必要がある。「君を信頼しているから任せたよ。」という一言は、励ましのつもりが重荷になる場合がある。
今日は、私も一緒になって残務処理を行なって、遅く帰宅した。
さて、疲れを癒やすためのビールといきたいところだが、やめておくことにした。
軽くコンビニで夜食を買って、胃に負担のかからない程度に済ませておいた。
その代わり、明日は思いきり夜に酒が飲めるのだから、それを楽しみにゆっくり身体を労ろう。
アルコールはないけど、プチ慰労会として、年度末から1ヶ月頑張った自分に乾杯!!