4周年特別企画「進むべき道」

月曜日から続いている4周年特別企画の第3弾のテーマは、「進むべき道」である。

これは、20世紀の歴史と文学シリーズの1906年の解説の最後に登場したキーワードである。

今年の2月19日の記事であり、20スキをいただいているが、この記事の最後で「日本が進むべき道を間違えたのは、この年ではなかったであろうか。」と締めくくっている。

何が1940年代の悲惨な戦争へとつながったのかを、現代に生きる私たちもしっかりと振り返り、平和を引き続き希求する必要がある。

太平洋戦争から100年後の2040年は、今年誕生する子どもが高校生になる年である。そのとき、自分は何才になっているか、あるいは、どんな暮らしをしているか、先のこととはいえ、心の準備はしておいたほうが良いだろう。

さて、「進むべき道」を考えるとき、あの懐かしいフジテレビのドラマを思い出す。

竹野内豊主演の『素敵な選TAXI』である。

バカリズムが脚本担当だったが、もう10年前のドラマだと知った人は「そんな昔だったか」と言っている。(私の知人にもいる)

このドラマでは、タクシーでタイムマシンのように過去に戻り、もう一度やり直しができるのだが、それでも思いどおりにやり直しができないのが、人間の運命なのだと気づかされる。

だからこそ、タラレバで後悔しても本当にうまくいっていたかどうかは分からないし、それならば、初めから道を誤らないようにしっかりと計画的に行動すべきである。

一昨年(2022年)の11月21日に、「付加価値のない接客業務」というタイトルで記事を投稿している。

この記事の最後で、「ツイッター」という言葉が登場するが、その翌年の7月24日に、まさか「ツイッター」が「X」に代わるとは誰も予想できなかっただろう。

私は、ツイッターは最初からずっとやっていなかった。Xも利用していない。

だが、ツイッターをやっていた人の、その後の道はどうなっただろうか。

くしくも、今日は、ツイッターがXに代わってからちょうど9ヶ月である。

「素敵な選TAXI」が「素敵な選択肢」のモジリであることに、すでに気づいている人はいると思うが、素敵な選択肢の中には、危険な誘惑もあることを自覚した上で、自ら進むべき道を正しく選びたいものである。



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