室内温度の調整
最近は、雨雲レーダーもそうだが、現時点の外気の温度もリアルタイムで分かるようになっている。
夜に寝苦しいからといって、窓を開けると、外気の温度が27度もあると、それは室内がかえって温まってしまうので逆効果である。
朝起きたときも同じである。
通勤のために朝7時台に家を出る人は分かると思うが、日の出時刻がまだ早いので、玄関から外に出た途端、もうすでに灼熱の太陽の日射しが照りつけて、ムッとした暑さに包まれる。
ということは、いくら朝5時に起きて空気を入れ替えようにも、すでに日が出ているので温風が吹き込んでくるのである。
現在でも、日の出はまだ4時40分ごろ、日没は午後7時前である。
寝るときはずっと冷房はつけっぱなしが良いと言われているが、設定温度や風量にこだわる人も多いだろう。
電気代は気にせず、ガンガン風量を強くする人もいれば、電気代を気にして、なるべく設定温度を下げないようにする人もいると聞く。
私の場合は、除湿モードで、風量は最弱にしている。
除湿モードは、温度設定は関係がない。
むしろ、文字どおりムシムシ湿気を除去してくれるわけだから、それだけでも室内は快適になる。
急速に冷やす必要がなければ、30分あれば十分に室内は冷えるし、夜中の2時から朝方5時までは、しばらく止めていても、気温はそんなに上がらない。
朝起きたときに、窓を開けずに除湿モードでまた室内の空気を循環させると、朝飯や電気ポットの湯気などで気温が多少上昇するのを抑制することができる。
ちなみに、除湿モードで冷房を入れるのと合わせて、床敷きやマットレスの敷きパッドには、冷感効果のあるものを使うと良い。
その冷感効果のある敷きパッドで、体熱を一気に下げられるし、クーラーの冷風に当たって保冷効果も発揮する。
朝出かけて、夜に帰る人は、窓の厚手の遮光カーテンを閉めて、部屋を暗くしておくこともオススメである。
遮光カーテンを閉め忘れると、日中に日差しが窓から降り注いで室内温度が一気に上がり、帰宅して思わずガンガン冷房のスイッチを入れざるを得なくなる。
意外と盲点なのは、天井などの室内灯である。
帰宅して電気をつけると、それだけで一気に2℃近く温度が上がる。
私の場合は、シーリングライトの調光機能があって、10%点灯に切り替える。
読書や筆記などをするときは目に良くないが、食事のときなどは少々薄暗くても、電気の熱をあまり感じないほうが過ごしやすい。