人肌恋しい季節の到来

秋雨前線による影響で、日射しがほとんどない日が続き、半袖では寒いと感じることが多くなった。

それと同時に、ようやく蒸し暑い日々から解放され、夜もクーラーなしで眠れるようになったのがうれしく思える。

秋は、特に朝晩が涼しいので、運動もよし、読書もよし、何をするにもちょうど良い季節である。

ただ、別の見方をすれば、人肌が恋しいと思うようになる季節でもある。

あれだけ周りの人から伝わる熱気や汗臭さがうっとうしく感じられたのに、最近はそうでもなくなってきた。

そういう感情が起こってくるというより、もともとある感情が、暑さに対する嫌悪感でマヒしていたのかもしれない。

この機会に、ふだんかかわっている職場の人たち、プライベートで会っている人たちとの関係性について見直してみると、気がつかなかったことが見えてくるだろう。

「あれ?自分は、こんな肯定的な感情を持っていたんだっけ?」と不思議に思うことがあれば、その人との距離を少し縮めてみるとよいだろう。

相手がどう思っているかは分からないが、まずは、当たり障りのない会話をなにげなく始めてみることから、関係性が自然に高まっていくものなのである。


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