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遊戯三昧〜遊ぶように仕事がしたい〜【二】

「できる」こと「与える」ことは“喜び”である


そういえば思い出したのですが、
私が幼い頃に、友人のゲームキューブで
「どうぶつの森」をさせてもらったことがありました。

あれって、「借金返済」がモチベーションのゲームだったんですよね。
(…と、記憶しています…)
動けば動くほど「借り」が減っていくのが気持ちよくて
あの時覚えた快感が、
のちの奨学金返済に役立ったと思います。

大学卒業後は「奨学金返済」が
就職活動のモチベーションになっていたので、
リアル版どうぶつの森ですね。

「できる」ようになることは楽しい

大学卒業後は、
市役所の臨時職員や
市の外郭組織で非常勤職員を4年ほどやっていたのですが、

もともと何をするにも自信がない性質たちだったもので、
日々の積み重ねによって、
自分の「できること」が増えていくのが
楽しかったと記憶しています。

思い返せば、
これもゲーム感覚だったのかもしれません。
できるようになるには、
対象をよく観察して、
全体像や、流れ、隠れている特異点とかを見つける必要がありますから、
情報収集とその水面下にある「ルール」の探索で、かなり没頭できます。

「できない」不安は、やってみたら解消される。

有り合わせどうにかしなきゃいけない状況では、
なんやかんやで自分の脳みそが
使えそうな材料を集めてくれます。

そのうち
不安の大半は、ただの「未経験」によるものだと気づきました。

学ビテ不成ナラザルコトワリナシ。不成ハミズカ不為ナサザルナリ」
やってできないことはない。できないのは実践と工夫が足りないからだ


「与え」て喜ばれると嬉しい

最近知ったのですが、
人間には3つの喜びがあるそうです。

1つは、「与えられる喜び」
1つは、「できる喜び」
1つは、「与える喜び」

赤ん坊が成長する時、最初は親から与えられて喜んでいたのが
大きくなるに伴って、自分でできるようになることを喜び、
そのうち、目下のものを可愛がることに喜びを見出すようになっていく…
と言う流れがあるように、
与えられるよりもできる方が、
できるよりも与える方が
喜びが大きいそうです。

私自身も、
最終目標は「人の役に立つこと」でした。
仕事の場を借りて「できること」を増やし、
人から「ありがとう」と言われることに
還元していると思えると、
楽しかったです。

その後、地元に骨を埋めよう的な考えを持つようになって
地元の組織に正規職員として就職したんですが
そこで色々と考えさせられることがありました。

本当の意味で活きたいのなら、  
生きる場所は選ばないといけない



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流記屋
知る・学ぶ・会いにいく・対話する・実際を観る・体感する すべての経験を買うためのお金がほしい。 私のフィルターを通した世界を表現することで還元します。