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【温泉♨】平山旅館(長崎県/壱岐市)

北海道に住む私ですが、思い切って九州は長崎県・壱岐島まで行っちゃいました!数多ある温泉地・観光名所でなぜその場所を選ぶかって…素敵な人が引き寄せるからってありますよねー

今回の壱岐への旅の一番の目的は…平山温泉の若女将・平山真希子さん(通称:シイちゃん)に会うこと。共通の知人が紹介してくれて初めてお会いしましたが、やっぱりすごく素敵な方でした!シイちゃんはじめ平山旅館のスタッフの皆さまのおもてなしの心、チェックインしてからチェックアウトするまで、すっごく温かく心地よかった…✨

奥壱岐の千年湯 平山旅館さん(長崎県/壱岐市)をご紹介いたします!
訪問日:2024年2月19日


ルカオが気になる!♨温泉データ

泉質名:ナトリウム-塩化物温泉
泉温:66.5℃
湧出量:測定せず
pH値:6.79
溶存物質計:16.41g/kg
メタメイ酸:68.3mg
形態:宿泊施設/日帰り入浴施設

<客室>露天風呂と神社が付いた客室「月の間」

今回4人の旅だったので、二間続きで広めの「月の間」をお借りしました。温泉好きの私たちにとっては、部屋付き露天風呂があるのは嬉しい✨

掛け流し露天風呂と小さな神社をひとり占め✨

「月の間へ宿泊してから龍神さまをお祀りしている神社へ行く」までが、近年かなり強力なパワースポット?になりつつあるようです。実は私たち、この旅で龍神さまのパワーをとても感じることになります。それはまた別のお話で…。

月の間(二間続きのうち奥の部屋)

<浴室>神功の湯-女湯-

こちらの温泉は、ナトリウム-塩化物温泉で溶存物質計が16.41g/kgのガツンと温まる温泉です!露天風呂の岩に付着した赤茶の析出物が、温泉の濃さを物語っている~

露天風呂

とても温まるので、温冷交互浴がはかどりますね!
内湯は、奥が温泉、手前が水風呂。奥の浴槽の底は、温泉の湯が色付きなのでどのようなものなのか目視できませんが、水風呂の浴槽は、底の石の大きさや色・配置がすごくカワイイです。

内湯(奥が温泉、手前が水風呂)
水風呂(底の石の大きさや色・配置がすごくカワイイ)

浴室の壁の仕切りは途中までで、上部は突き抜けています。両方の浴室から出る湿気が一か所に集約されるように、竹で出来た天井がゆるやかな曲線を描いています。竹の井桁は光を遮らずに湿気を逃がせます。竹材をふんだんに使って換気と採光を。北海道ではあんまり見られない天井で、私としては珍しい&すごい~~。

竹をふんだんに使った換気と採光の天井

浴室を外から見ると、湯屋建築らしい越屋根 (煙出し小屋根)だと分かります。

湯屋建築らしい越屋根 (煙出し小屋根)

<オススメ>随所に感じる建築美やアート

平山旅館では、館内の随所で建築美やアートを感じることが出来ます。おもてなしの心は、お客さまへの接客だけではなく、美しい建築やアートでも感じることができるんですね。

格子建具
洗い出しの床
網代天井
アーティストが作成したダルマ(今は亡き大女将さんのお顔によく似ているそう)

<食事>自給自足で壱岐の食材をたっぷりと!

ここでは詳しくご紹介しませんが、平山旅館はご飯が美味しいことでも有名です!壱岐の食材を生かし、自給自足の食材を提供してくれます。食べきれないほどのご馳走が所せましと食卓に並ぶ様子は圧巻!食品ロスの問題にも取り組まれていて、本当に頭が下がります。

壱岐で獲れた食材をふんだんに使っています(画像は4名分)

長崎県 壱岐島に行くなら、宿泊先にはだんぜん平山旅館をオススメいたします!


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歴史建築温泉家 ルカオ
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