6月2日、誕生花は立麝香草【#誕生花短歌】
詠みます。
勇気出し
夜闇も近い放課後の
見つめる先に君の眼差し
解説。
6月2日の誕生花のひとつ、タイム。
シソ科イブキジャコウソウ属に属する植物の総称で、およそ350種を数える芳香を持つ多年生植物です。
学名 "Thymus"（タイマス）は、ギリシア語で「香を薫らす」という意味を持つ "thyein" を語源にするという説と、神への供物に使われる神聖な物という意味を持つ "thymo" に由来するという説があります。
先述の通り、タイムの仲間は約350種が知られていますが、日本では一般に「立麝香草《たちじゃこうそう》」を「タイム」と呼んでいます。
英語ではこのタチジャコウソウ（学名：Thymus vulgaris）を "Common thyme" や "Garden thyme"、あるいは単に "Thyme" と呼んでいます。
代表的な品種にはコモンタイム、レモンタイム、ワイルドタイム、ゴールデンタイム、クリーピングタイムなどがあります。
とくにコモンタイムは、肉などの臭み消し、防虫効果、「ブーケガルニ」としてシチューやポトフなどの煮込み料理の風味付けに使われているタイムで、名前の通り最も一般的なタイムです。
ちなみに、日本原産のタイムというものもあります。
地面に這うように伸びる匍匐性を持ち、葉は菱形、濃いピンク色の花が咲き、強い芳香を持つという特徴が有ります。
属名の日本語表記でややネタバレをしていますが、滋賀県と岐阜県に跨がる伊吹山に多く見られたところから、和名は「伊吹麝香草《いぶきじゃこうそう》」と言います。
タイムの花言葉は「勇気」「活動力」「行動力」「大きな望み」「清潔感」など。
古代ギリシアではタイムの香りが勇気や活力を湧き立たせると信じられていて、中世においてもタイムは持ち主に勇気をもたらすと信じられていたことから、女性は戦士にタイムの葉を添えた贈り物をしたといいます。
「勇気」や「行動力」、さらには「大きな望み」はこれに由来すると思われます。
最後に少し脱線しますが。
「タイム」を名に負ったキャラクターとしては、やっぱり『SHUFFLE!』の麻弓＝タイムですね。
――まさか続篇というか、『エピソード2』が出るとは思わなかった。
#短歌
#誕生花
#誕生花短歌
#花言葉短歌
#タイム
#タチジャコウソウ
#立麝香草
#イブキジャコウソウ
#伊吹麝香草
#花言葉
#勇気
#活動力
#行動力
#大きな望み
#清潔感
#note短歌部
#現代短歌
いいなと思ったら応援しよう！
