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12月24日、誕生花は寒白菊【#誕生花短歌】

 2日連続の同系統の花で忍びねえです。

詠みます。

 雪あかり
 静かに聞こえる足音と
 抱える愛は世界にひとつ

解説。

 12月24日の誕生花のひとつ、ノースポールギク
 キク科フランスギク属の半耐寒性多年草。
 ですが、高温多湿に極端に弱いことから、日本では一年草扱いを受けることが多い花です。

 原産地はアフリカのアルジェリア周辺ないしはヨーロッパで、地中海沿岸に広く分布しています。
 日本へは1960年代に入って輸入されたとのこと。

 学名 "Chrysanthemum" は、ギリシア語で「黄金」を意味するところの "chrysos" と「花」を意味する "anthemon" が語源になります。

 和名の「寒白菊」の由来は、花付がよく株全体を真っ白に覆うように見えるところが北極を連想させることによります。
 そこから名付けられた「ノースポール」は種苗会社であるサカタのタネ社の商品名ですが、種苗登録などはされていないため、これが一般名として定着しています。

 英語ではマーガレットに似ていることから "Mini Marguerite(小型のマーガレット)" 、あるいは "Snow Daisy(雪のデイジー)" などと呼ばれます。

 ノースポールギクの花言葉は「誠実」「冬の足音」「高潔」など。
「冬の足音」は、冬の始まりのころ白い雪のような花を咲かせることにちなむともいわれます。

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 それではみなさま。
 好い聖夜を。

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御子柴 流歌
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