12月9日、誕生花は猩々木【#誕生花短歌】
詠みます。
いつもなら誤魔化しきれる恥じらいを
密か隠した 燃えたぎる火に
解説。
12月9日の誕生花のひとつ、ポインセチア。
トウダイグサ科トウダイグサ属、メキシコや中央アメリカを原産地とする常緑性低木です。
※ちなみに、トウダイグサは漢字で書くと「灯台草」です。
英名の "Poinsettia" は、この花を初めてアメリカに紹介したアメリカ合衆国初代メキシコ公使のジョエル・ロバーツ・ポインセット(Joel Roberts Poinsett / 1779~1851)の名前に由来するモノです。
日本には明治時代に持ち込まれ、「猩々木《しょうじょうぼく》」と名づけられました。
これはそのカタチが、大酒飲みで赤い顔が特徴である伝説上の動物、猩々に似ていることに由来します。
ちなみに、原産国のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれるそうです。
ノーチェ・ブエナ、本来の意味は「素晴らしい夜」なんですが、通称として「聖夜 / クリスマス・イヴ」の意味を持っているとのこと。
クリスマスとの関係は、17世紀にメキシコのタスコ付近に住み着いたフランシスコ修道会の僧たちが、ポインセチアの色と開花時期から「赤は清純なキリストの血」「緑は農作物の生長」を表わしているとして、誕生祭の行列に使うようになったのが始まりといわれています。
実際ポインセチアは観葉植物として、クリスマスの時期にあわせて短日処理をして、紅葉させて緑色の葉色とのコントラストを楽しむものとして使われがちですね。
ただし0℃を下回るような場所に放置すると葉が落ちてしまうので、クリスマスの時期の管理には注意が必要です。
そんなポインセチア、花言葉は「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「清純」。
「私の心は燃えている」の花言葉は、ポインセチアの燃える火のような朱紅色の鮮やかさに由来するといわれます。
「清純」の花言葉は、メキシコの先住民族がポインセチアの輝くような色を清純のシンボルとしていたことに由来するともいわれます。
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