10月30日、誕生花は沢桔梗【#誕生花短歌】
解説。
10月30日の誕生花のひとつ、サワギキョウ。
日本など東アジア圏を原産とする、キキョウ科ミゾカクシ属の多年草です。
すらりと伸びた茎に、さわやかな青紫色の花が長い穂になって咲き、切れ込みの深い独特の花形が特徴ですが、全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物です。注意。
なお、横溝正史の長編推理小説『悪魔の手毬唄』においては、「お庄屋殺し」の名で殺人に使用されているほどです。注意。
そんなサワギキョウ、花言葉は「高貴」、「特異な才能」、そして「悪意」。
「高貴」はすらりと伸びた茎に気品のある青紫色の花を咲かせる姿にちなみ、「悪意」はもちろんロベリンというアルカロイドが含まれ有毒であることに由来するものです。
ミゾカクシ属の学名にもあるロベリアも同じく「悪意」を持った花ですね。
詠みます。
彼の道に幸多かれと願いつつ
荒れし長道説いて聞かせる
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