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9月13日、誕生花は球簾 【#誕生花短歌】

 どもです、御子柴です。
 そろそろWEB小説界隈にも短いタイトルに趣きを求めるムーブメントが起こってもいいんじゃねーの、と思っています。


解説。

 9月13日の誕生花のひとつ、ゼフィランサス
 ヒガンバナ科タマスダレ属に属します。
 ゼフィランサスはこの学名、ギリシア語の "Zephyros"(西風、ゼピュロス)と "anthos"(花)が語源。
 和名は球簾《たますだれ》。これは葉が集まっている姿を「すだれ」に、白い花を「玉」に見立てたとのこと。

 雨が降って球根が潤うと花茎をのばして開花する性質があるので、英語では "Rain Lily" 、つまり「雨の百合」という呼ばれ方もあるとか。

 ヒガンバナの系統なので、多分に漏れずリコリンを含んで有毒。
 よく葉をニラ、鱗茎をノビルと間違えて食べて中毒を起こす例が報告されています。
 くれぐれも気を付けて。


 そんなゼフィランサス、花言葉は「汚れなき愛」、「便りがある」、「期待」
「汚れなき愛」は、白く清らかな花姿に、「便りがある」は語源である「風」が便りを運ぶということでつけられたというお話。


詠みます。

雨薫る 夏の終わりと伝え聞き
時折背伸びで ただ君を待つ

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