2月28日、誕生花は麦藁菊【#誕生花短歌】
詠みます。
雪解けに久遠《くおん》うたえば
慶びの道を彩る花となりぬる
解説。
2月28日の誕生花のひとつ、ヘリクリサム。
オーストラリア原産、キク科ムギワラギク属の多年草です。
ただし、園芸の観点で言うと寒さや高温多湿に弱いため一年草として扱われることが多いです。
花びらには水分が少なく、カサカサとしたさわり心地が特徴的です。
花の形がきれいにそのまま残るという特性を生かし、ドライフラワーを作るのにも向いています。
学名 "Helichrysum" は、ギリシア語で「太陽」を意味する "helios" と「金色」を意味する "chrysos" を語源とし、光沢があり黄金のように輝くその花姿にちなむといわれます。
上記のようにヘリクリサムはムギワラギク属の学名ですが、一般にヘリクリサムというと「麦藁菊《むぎわらぎく》(学名:Helichrysum bracteatum)」を指します。
この和名「麦藁菊」ですが、水分が少なくパリパリと硬く乾いた花びらが乾燥した麦藁のようであることに由来するといわれます
別名に「帝王貝細工《ていおうかいざいく》」もこの花びらの独特の硬さを貝細工にたとえたものであるといわれます。
ちなみに、英語でも "Strawflower(麦藁の花)" や "Everlasting daisy(永遠のデイジー)" 、"Golden everlasting(永遠の黄金)" などと呼ばれています。
ヘリクリサムの花言葉は「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」など。
花の特徴からつけられたものですね。
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