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2月11日、誕生花は花笠石楠花【#誕生花短歌】

詠みます。

 新月の如き
 この世はみち足らず
 されど君の音 夜をも照らす

解説。

 2月11日の誕生花のひとつ、カルミア
  北アメリカ東部(あるいはキューバ)原産の、ツツジ科ハナガサシャクナゲ属(カルミア属)の低木です。
 一般にカルミアと呼ばれるのはラティフォリア種(Kalmia latifolia)という種をさし、いくつかの品種が鉢植えや庭植えの花木として栽培されます。

 学名 "Kalmia" は、北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者、ペール・カルム(Pehr Kalm / 1716~1779)の名前にちなむものです。
 和名としては、花笠のような花姿から、花笠石楠花《はながさしゃくなげ》、あるいは西洋・アメリカからやってきたシャクナゲということで、「セイヨウシャクナゲ」「アメリカシャクナゲ」とも呼ばれます。

 葉はグラヤノトキシンを含み有毒です。
 特に羊が中毒しやすく、一部の種は "Lambkill(「羊殺し」)" と呼ばれているとか。

 カルミアの花言葉は「優美な女性」「大きな希望」「野心」など。
「優美な女性」は、まるでレースの日傘を広げたような、しとやかで美しい花姿に由来するといわれます。



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