3月2日、誕生花は浜簪【#誕生花短歌】
詠みます。
春告げる浜簪のほころびに
寄り添い咲いた笑顔見つめる
解説。
3月2日の誕生花のひとつ、アルメリア。
ヨーロッパ、北アフリカなどを原産とする、イソマツ科アルメリア属の多年草です。
アルメリアは、細長い茎の先端に丸いボール状に花が咲き、かんざしのような個性的な姿が魅力です。
常緑性で細長い葉がこんもりと密に茂り、その間から多数の花が次々と伸びて咲くので、春の花壇やコンテナを彩る花として多く利用されています。
学名である "Armeria" は、「海に近い」という意味のケルト語を語源とし、この植物が海岸に自生していることにちなむといわれます。
和名の「浜簪《はまかんざし》」は、浜辺に咲く花の姿がかんざしに似ていることに由来するともいわれ、同様に「松葉簪《まつばかんざし》」の別名もあります。
英語では "Thrift(スリフト)"、 "Sea thrift(海のスリフト)"、"Sea pink(海のナデシコ)" などと呼ばれています。
アルメリアの花言葉は「同情」「思いやり」「共感」など。
「共感」(西洋では「sympathy」)は、英名の「Thrift(スリフト)」には倹約、節約という意味もあり、それに対して共感するという意味ではないかといわれます。
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