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3月30日、誕生花は西比利亜雛罌粟【#誕生花短歌】

詠みます。

 澄んだ空
 夢見心地の笑顔見せ その裏見せぬ
 忍ぶ恋かな

解説。

 3月30日の誕生花のひとつ、アイスランドポピー
 シベリアから極東に分布する、ケシ科ケシ属の宿根草です。
 高温多湿に非常に弱いため、秋まき一年草として扱われることが多いです。

 和名は「シベリアヒナゲシ」。
 無理矢理漢字で書けば、表題通り「西比利亜雛罌粟」となります。
 だいたいは英名である「アイスランドポピー」の名前が使われますが、分布はシベリアから極東であり、北欧の北大西洋上に浮かぶアイスランド共和国ではありません。
 これは単純にシベリアの気候である「氷の大地」の意味で "Iceland" が使われているのであって、国名のアイスランドとは関係がないとのこと。
 ちなみにアイスランドの国花はチョウノスケソウです。

 なお、ケシ属の学名である "Papaver" は、ラテン語の "papa" つまり「お粥」が語源ですが、これは幼児を眠らせるためお粥に催眠作用のあるケシ属の乳汁を加えていたことに由来します。

 アイスランドポピーの花言葉は「慰め」「七色の恋」「忍耐」「陽気で優しい」など。

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御子柴 流歌
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