6月10日、誕生花は葉薊【#誕生花短歌】
詠みます。
白雲に瑠璃色の空描く手を
高く伸ばせば道へ交わる
解説。
6月10日の誕生花のひとつ。アカンサス。
地中海沿岸部に多く分布する、キツネノマゴ科ハアザミ属の多年草です。
学名 "Acanthus"(アカンサス)は、ギリシア語で「棘《とげ》」を意味する "akantha" が語源で、これは葉先が鋭くとがった種があることにちなむといわれます。
その中でも最も一般的で多く栽培されている種がアカンサス・モリスという種で、和名を「葉薊《はあざみ》」と言います。
美しい葉の形はギリシア建築やルネッサンス建築に至るまで装飾のモチーフとされています。
その始まりは、古代ギリシア建築のコリント式オーダー(建築の基本単位である円柱)の装飾とされています。これは彫刻家のカリマコスが墓地で遺品を納めたかごにアカンサスの葉が美しくからみついているのを見て考えついたものであるといわれます。
また、アカンサスをモチーフとした柄は絨毯にも使われていて、ビザンチンリーフとして知られています。
日本でも、日産・シーマのエンブレムに用いられるなどの使用例があります。
アカンサスの花言葉は「芸術」「美術」「技巧」「友情」「不死」「離れない結び目」など。
「芸術」「技巧」は先述の通り、古代ギリシア建築のコリント式の円柱にアカンサスの葉が装飾化されて彫られたことに由来するといわれます。
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