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11月30日、誕生花は侘助【#誕生花短歌】

詠みます。

 わびさびの善し悪しなどはわからぬが
 秋の終わりに空見上げたし

解説。

 11月30日の誕生花のひとつ、ワビスケ
 ツバキの一品種であり、千利休が愛したとも云われる茶花として有名な花です。

 茶道の茶室に飾られる「茶花」の代表的な存在として古くから栽培されています。
 花びらを開ききらず、筒型に咲くことや、おしべがツバキにくらべ退化していることなどが特徴です。

 花の名は利休に下僕として仕えた庭師「侘助」の名に因んで付けられた名称と云われています。

 侘助椿の花言葉は「控えめ」「簡素」「静かなおもむき」「慰めてあげます」
 いずれの花言葉も、本家ツバキに比べて花が小型で開ききらず、慎ましい印象をもつことからイメージされたものです。



 なお、2020年11月30日の夕方から宵刻にかけて、地球の半影に月が隠される半影月食が起きます。
 見られる場所は天気などの関係でもやや限られるようですが、ぜひこの歌のように空を見上げてみてはいかかでしょうか。

https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11592_ph201130


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御子柴 流歌
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