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1月7日、誕生花は白根草【#誕生花短歌】

詠みます。

 雪風の中に隠れし横顔か
 凜とした初春の緑か


解説。

 1月7日の誕生花のひとつ、セリ
 セリ属セリ科の多年草です。

 1月7日は『人日の節句』で、要するに七草粥を食べる日ですが、セリはその七草粥に入れる『春の七草』のひとつです。
 ……春の七草、言えますか?

※春の七草:
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ

 名前の由来は若葉の成長が競り合うように背丈を伸ばし群生して見えることから。つまり、「競り」が転じてセリとなった説があります。
 別名は表題の通り「白根草《しろねぐさ》」です。
 属名の学名である  "Oenanthe" は、ギリシア語で「酒」を意味する "oinos" と「花」を意味する "anthos" が語源ともいわれます。

 なお、慣用句として『芹を摘む』と言うモノがあります。
 高貴な女性がセリを食べるのを見た身分の低い男が、セリを摘むことで思いを遂げようとしたが徒労に終わったという故事から、恋い慕っても無駄なことや思い通りにいかないことを指す言葉だそうです。

 セリの花言葉は「貧しくても高潔」「清廉で高潔」「清廉潔白」です。

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