2月5日、誕生花は翁草【#誕生花短歌】
詠みます。
この想い 純
見つめればその先に
待つのは君と その想い人
解説。
――何も求めない、だから告げない。
2月5日の誕生花のひとつ、オキナグサ。
本州や四国、九州を原産とする、キンポウゲ科オキナグサ属の多年草です。
かつて多く自生していた草地は、草刈などの維持管理がなされくなり荒廃したことや開発が進んだこと、さらには山野草としての栽培を目的とした採取によって、各地で激減しています。
学名 "Pulsatilla" は、ラテン語で「打つ」あるいは「鳴る」ことを意味する "pulso" を語源としていますが、これは花の形を鐘にたとえたものです。
和名の翁草《おきなぐさ》は、果実に白く長い毛があり、その姿を翁、つまり男の老人の頭にたとえたものです。また、全体が白毛におおわれていることから猫草《ねこぐさ》の別名もあります。
英語では "Nodding Anemone"(=うなずく(下方に垂れた)アネモネ)と呼ばれます。
ちなみにですが。
オキナグサは全草にプロトアネモニンやラナンクリンなどを含む有毒植物です。
植物体から分泌される汁液に触れれば皮膚炎を引き起こすこともあり、誤食して中毒すれば腹痛・嘔吐・血便のほか痙攣・心停止(プロトアネモニンは心臓毒)に至る可能性もあるので要注意です。
オキナグサの花言葉は「清純な心」「告げられぬ恋」「何も求めない」「裏切りの恋」など。
「清純な心」「告げられぬ恋」は、うつむいて咲く花姿から、恥じらいにより自分の気持ちをうまく伝えられない、清純な乙女の気持ちを連想したものであるともいわれます。
また「裏切りの恋」の花言葉は、当初はうつむいて咲いていた花が盛りを過ぎると上向きに変化することにちなむともいわれます。
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