9月29日、誕生花は矢筈葛 【#誕生花短歌】
どもです、御子柴です。
遅い夏休みを取ったのですが、思ったより休みボケが無くて安心しています。
……あれですか、ひょっとして、ずっとPCに向かっていたせいですか。
解説。
9月29日の誕生花のひとつ、ツンベルギア。
キツネノマゴ科ヤハズカズラ属のつる性植物です。
属名と和名は上記のとおり矢筈葛《やはずかずら》。
葉はハート形で、そのカタチが矢筈(矢の末端の弓弦を受ける部分)に似ていることからこう呼ばれます。
ツンベルギアは学名で、これはスウェーデンの植物学者、カール・ツンベルクの名前にちなむものです。
このツンベルク先生ですが、実は日本に滞在していたことがあります。
オランダ商館付医師として出島に赴任し、鎖国期の日本に1775年から1年間居まして、蘭学はもとより、日本における植物学の発展に寄与しました。
特徴的なのは、やはり花。
花の中心に目玉のような黒点があり、英語で "Black-eyed Susan" と呼ばれます。
そんなわけなので、ツンベルギアの花言葉は「黒い瞳」、「美しい瞳」です。
詠みます。
微笑みを見つめ返せば
深淵に引き込まれたる
澄んだまなざし
以前詠ったものに『くろいまなざし』で閉じた歌がありましたが、今回はちょっと外しました。
やはりポケモンのわざで、敵を逃げられなくする効果を持つ『くろいまなざし』が脳裏をよぎります。
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