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10月31日、誕生花は鸚鵡花【#誕生花短歌】

解説。

 10月31日の誕生花のひとつ、ヘリコニア
 熱帯地方を原産とする、オウムバナ科オウムバナ属の、……なんと言いますか、変わった形をした子です。
 以前はバショウ科という科に分類されていたものの、ここから独立してオウムバナ科になったそう。なお、このオウムバナ科はオウムバナ属しかありません。

 学名でもあるヘリコニアの名前の由来は、ギリシア神話の文芸を司る女神ムーサが住んでいるヘリコン山。 

 すでに何度も登場しているとおり、別名は「鸚鵡花《おうむばな》」
 花苞(花を包んでいる部分のこと)がオウムのくちばしのように見えることに由来するものです。
 大きいものでは数mにもなる花序(枝上における花の並びのこと)を垂らすので、非常に迫力があります。
 ちなみに、茎の様に見えるものは偽茎(葉鞘が茎を幾重にも重なって外見上茎にみえるもの)で、地下茎によって増えます。

 その他に英語圏では「Lobster claw(ロブスターのはさみ)」「Wild plantain(野生のプランタン)」「False bird of paradise(偽のストレリチア)」などと呼ばれるそうです。

 そんなヘリコニア、花言葉は「注目」「風変わりな人」
 ……もちろん、花のカタチが由来です。


詠みます。

摩訶不思議 起死回生の一撃は
満場一致の拍手喝采

 ……なんだこれ。


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