2月16日、誕生花は月桂樹【#誕生花短歌】
詠みます。
想定外のでたらめな筋書きは
彩る舞台 栄える結末
解説。
2月16日の誕生花のひとつ、ゲッケイジュ。
地中海沿岸部を原産とする、クスノキ科ゲッケイジュ属、雌雄異株の常緑高木です。
ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視された樹木でもあります。
学名 "Laurus" は、ケルト語で「緑色」を意味する "laur" を語源としていて、ゲッケイジュが常緑であることに由来するといわれます。
ローレルあるいはローリエとも呼ばれますが、ローレルはラテン語で「賞賛する、誉めたたえる」を意味するの "Laudis" が由来で、古代ギリシャで古代オリンピックなどの祭典の勝者や英雄が枝葉で編んだ冠(月桂冠)を贈られ、讃えられたことから来ているとか。
日本では月の影を「餅つきをしているウサギ」に見立てていますが、中国では「大きな桂の木を切る男の姿」に見立てていたといわれます。
桂は、中国ではモクセイ(木犀)を、日本ではカツラ(桂)を指します。
1905年頃に月桂樹がフランスから日本に持ち込まれた際、カツラに似て、葉の香りも強いこの植物に、中国の言い伝えに登場する「月の桂の樹」の名がつけられたといいます。
ゲッケイジュの花言葉は「栄光」「勝利」「栄誉」など。
由来は月桂冠のエピソードですね。
また、他にも「私は死ぬまで変わりません」と言う花言葉がありますが、こちらはダフネがアポロンの求愛から逃れるため、父である河の神に自らを月桂樹に変えてもらったことで、アポロンはひどく悲しみ、永遠の愛の証として月桂冠を永遠に身につけている――という伝説に由来するものです。
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