5月10日、誕生花は麝香撫子【#誕生花短歌】
詠みます。
色甘し
聖母の如くつつみこみ
心をとかす純白の花
解説。
昨日(2021年5月9日)は母の日でしたね。
5月10日の誕生花のひとつ、カーネーション。
南ヨーロッパや西アジアを原産とする、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
カーネーションの名前の由来は諸説あり、この花がラテン語で「肉」を意味する "carn" の色に似ていることに由来するという説や、あるいは英国の詩人であるエドマンド・スペンサー(1552~1599)が宴会のときにこの花で冠( ギリシャ語では "corona" )をつくり酒の酔いを防いだことにちなむといった説もあります。
カーネーション全般の花言葉としては「無垢で深い愛」。
その他、赤が「母への愛」、白が「純粋な愛」「私の愛は生きています」、さらにピンクが「女性の愛」「熱愛」「美しいしぐさ」などとなります。
「無垢で深い愛」「母への愛」「私の愛は生きています」など、いずれの花言葉も母の日にちなみます。
白いカーネーション花言葉について、アメリカの南北戦争(1861~1865)のさなか、ウェストバージニア州で「母の仕事の日」と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するための活動を行ったアン・ジャービスという女性にちなむもので、彼女の死から2年後にアンの娘であるアンナ・ジャービスが亡き母をしのんで教会で記念会を開催し、母が好きであった白いカーネーションを配りました。
花言葉の由来であり、母の日の起源でもあります。
また、2013年には、農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所などがカーネーションのゲノム解読に成功したと発表していて、これにより従来ない色や病気に強い品種の開発に応用できると期待されています。
なお、「ムーンダスト」という青いカーネーションもありまして、この花言葉は「永遠の幸福」となります。
ちなみに、黄色のカーネーションは「軽蔑」です。
黄色い花の花言葉は得てしてこのような内容のモノが多いということは以前も書きましたが、カーネーションも多分に漏れません。
贈り花をするときは注意しましょう。
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