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11月12日、誕生花は檸檬【#誕生花短歌】


詠みます。

いつの日か夢と忘れてしまうなら
出会いも夢であったならばと

解説。


 11月12日の誕生花のひとつであるレモンは、ミカン科ミカン属の常緑低木あるいは香酸柑橘類に属する果実です。

 原産地はヒマラヤ東部。
 枝には棘があって、葉には厚みがあり菱形もしくは楕円形で縁はとげとげした感じです。
 果実は言うまでもなく、ラグビーボールみたいなカタチをした黄色くて酸味の強い実を付けるアレです。生りはじめは緑色でそこから熟すとお馴染みの黄色になります。が、中には丸っこいカタチだったり、赤みを帯びた黄色の実になる種類もあります。

 花は実のイメージとは異なっていて、紫色の蕾をつけ、白ないしピンクで強い香りのする5花弁の花を咲かせます。

 栽培適地は冬暖かく、夏に乾燥する地域が適しているので、日本だとやはり瀬戸内海のあたりが該当しますね。
 なお、日本におけるレモンの栽培は明治6年の静岡県が最初だとか。


 日本でのレモンに対するイメージとして、Wikipedia 先生に頼ると――。

 強い酸味の中のほのかな甘さが恋愛、特に初恋と関連づけられることが多く、ファーストキスはレモンの味と言われるね、とか。
 フレッシュなイメージがあることから、『ザテレビジョン』の表紙に登場する人物が必ずレモンを持っているのも、フレッシュなイメージを表現するためだ、とか。
 アメリカでは否定的な「無価値」「不完全」を示す隠語として使われる、だとか。その流れで中古車のことを『レモンカー』という、とか。
 経済学において、財やサービスの品質が買い手にとって未知であるために、不良品ばかりが出回ってしまう市場のことを『レモン市場』と言う、とか。

 イメージって、面白いですね。


 なお、レモンの花言葉は「誠実な愛」「思慮分別」
 レモンの果実には「熱情」の言葉が与えられています。 
 



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御子柴 流歌
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