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三の丸尚蔵館🪭瑞祥のかたち


・・・東京仕事、午前中で終わるんやけど。私、今日そもそも東京にいる意味あんの?って思うことは少なくないのですが(汗)、前向きに午後を楽しむに🦌


今日は皇居。ここの周りをぐるぐる走る、いわゆる皇居ランは未だ混みあい気味なので、時間を考えなくてはいけません。バリアフリートイレで着替える人、迷惑だからやめれ。皇居ランのいいのは、犯罪的な心配がないところです。およそ1キロごとに皇宮警察の詰め所があるし、おそらく(ランナーに擬態したりの)私服警察系のひとがかなりいると思う。この周辺での犯罪発生は聞いたことがない。ということで、深夜や夜明け前を走るという非現実的時間を楽しむこともできます。一時期、皇居ランナーは年収が高めとかいう話があったけど、皇居ラン→年収上昇ではなく、単にあの辺りに職場や居住地がある人が年収が高いという、別になんの新鮮さも面白味もない情報。なんだかランニング業界はランニング習慣化→年収上昇みたいな図式を刷り込ませたいようですが、ちょっとあほらしのミスリード。




今回は走る目的ではなくて美術品鑑賞。

フライヤーの鮮烈さにつられました。


若冲ーー!!
かっこよくないですか?
そしてこのフライヤーの配色最高。


三の丸尚蔵館。

初めてなんですけど、もともと皇室にあった美術品を一般人が見ることのできる美術館のようです。皇居の敷地内なので、手荷物検査が軽くあります。鞄の中見せて、鈍器のようなものとかが入ってないか外側から鞄をひとまわり触られる様なレベル。そういえば、何年か前に天安門広場に入ろうとしたら、超長蛇の列で、どんな厳しい検査かと思ったら、それは単に最悪の亀🐢オペレーションの検査員がやってるのが原因だった。



手荷物検査後、大手門を入るに。


予約しないと入れないこともあるようですが、平日の昼間ということもあって当日すんなり入館。

「尚蔵(しょうぞう)」は古代律令制の蔵司(くらのつかさ)の長官の
「くらのかみ」をさして、大切に保管してるって意味らしい。
でも「くらのかみ」館ではなくて「しょうぞう」館なのね。


ほとんどすべての作品が撮影可ということに驚き!やったね!

今回のお題は

瑞祥


ということで、おめでたい縁起物の勢ぞろいでした。
こないだ行った山種もそんな感じでした。






「鳳凰之図」結城素明


麒麟


「日出処日本」横山大観



大観と若冲の絵のあたりは人が多め。


「旭日鳳凰図」伊藤若冲



旭日。


私、小学校の飼育小屋に孔雀いたんですよ。二羽。いちど飼育小屋から逃げて道路の向こうまで飛んで行って、近くの警察が出動したりして(←のどか)無事に保護されました。


鳳凰。
仏壇屋の入口とかにもいる。



獅子。
すごんでるのと、やるきがないの。


かめかめかめ


宝船



広すぎない面積、多すぎない展示物で、私のサイズ感によく合ってました。


ほとんどすべての作品が写真撮影可だったのですが、前田青邨の獅子の屏風と、堂本印象の鶴の屏風はだめだった。


前田青邨の画風はこんな感じ。
これは円覚寺の天井画。
前田青邨監修。
こんな筆致での獅子ですごく面白い絵で
私はいたく気に入りました。
(北鎌倉の円覚寺にあるので、皇居に行っても観れませんよー)





天気が良くて、時間的余裕もまだあるので皇居内を少し見てみました。
どうも皇居内も 外国人 > 日本人 ですね。



同心番所



瓦は菊紋と葵紋が混在しているようです。



石垣


本丸御殿


皇居って、けっこう高低差あるんですよね。京都御所や平城京跡のような平らかな感じではなくて。





堀の鴨
かも かも かも

🦆


尚蔵館、次回3~5月の展示会のお題はお花のようで、これまた山種美術館と同じ。春ですね🌸






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