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『バイナリー彼女』
『バイナリー彼女』
宇佐川昭俊著
著者の実体験に基づいた小説。
発達障害から、精神疾患を患ってしまうというひとは、けっこうな数、いるのだと思う。
最近は、耳が聞こえないひとを取り上げた恋愛ドラマが流行っているけれど、話の中の恋愛もかなか現実的で切なさを感じさせられた。
私自身は、年代的に、「出会い系サイト」での出会いには、抵抗を感じてしまうが、机上で、恋愛感情を持つことも、今の社会だとありなのかもしれないと改めて感じさせられた。
近い将来、実写版メタバースの中に、実写版のアバターが、でてきたら、メタバースの世界で、恋愛が始まってしまうのかもしれない。
バイナリーオプションという怪しげな金融商品も、はじめて知ったが、上手く切り抜けている人もいるのだということを知れた。
本書にもどるが、
千夏はどうなってしまったのか?
ラインアカウントの「彼」の存在と「バイナリー」という言葉が気になった。
『大きな玉ねぎの下で』