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【読書ノート】『ストロボ・エッジ』(ノベライズ)
『ストロボ・エッジ』(ノベライズ)
原作・イラスト咲坂伊緒
著者阿部暁子
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主人公木下仁菜子は、高校1年生で恋愛に未経験者。彼女には大樹という幼なじみのように気が合う男友達がいる。そんな中、学校で最も人気のある一ノ瀬蓮と出会う。
仁菜子は、蓮に告白するのだけど、振られる、それでも、蓮のことを思い続けていると、蓮と結ばれる。という平和な物語。
タイトル『ストロボエッジ』は、恋愛における強烈な感情を表現している。"ストロボ"は、写真撮影時に瞬間的な強い光を放つフラッシュのことであり、その強い光が胸に突き刺さるような感覚を表現している。"エッジ"は、尖っているという意味であり、感情の鋭さや深さを示唆している。とのこと。
物語の主題は何か?
恋に落ちて、その恋が成就するまでの一連の出来事が、連続写真のように綴られている。
恋愛中の出来事というのは、物語にならないものなのだなあと改めて思った。こういう王道の恋愛物語というのが、基本なのだろう。これくらいの刺激で喜べる素直さが、必要なのかもしれない。