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一瞬で人間関係がよくなる心理術・催眠術入門
一瞬で人間関係がよくなる心理術・催眠術入門
「一瞬で人間関係がよくなる心理術・催眠術入門」林貞年著
催眠術の本質はコミュニケーションだ。。。
著者は催眠術師・催眠療法士・かつ経営コンサルタントという。
これは、催眠術のかけ方の本なのです。
細かいこともいろいろ書いてありますが、印象に残ったことは催眠術とはいえないのですが、心理誘導テクニックなるものです。
催眠術というと、なんとなく、いかがわしいイメージがありますが、
密かに催眠術をかけて、自分の思い通りに人を動かしてしまおう。。みたいな発想もあったりして。。
そういうことはいけませんと念を押してかかれていましたが、
おもしろい心理誘導テクニックその1
「イエスばっと」強い主張をしてきた相手に対して、その相手の意見を変えてしまいたいとき、
あるいは、相手が間違っている主張をしていると思ったときに、どういう態度をとるべきか?
頭ごなしに相手を否定しては、コミュニケーションはなりたたない。どうしたらいいか。。
簡単に言えば、「あなたのおっしゃるとおりです・・・・」と相手の意見を受け入れて、最大の敬意を払うのだ。。
そして、その後、「でもね~」と自分の主張をはじめる。。。すると、相手も聞き耳をもつものだ。。。ということ。
当たり前だと思うのですが、案外そうしてないのです。。。
相手の話が終わるやいなや、「それは違う~」とぶつかってしまうことが多いのです。。
次に、心理誘導テクニックその2
「チューニング」というテクニック。。驚異的なスピードで仲良くなる方法。。
相手の無意識の行動や姿勢などに同調して、相手の潜在意識に仲間意識を抱かせるというもの。。
別の言い方をすれば、何気なく相手のまねをするということ。
話すスピード、手や足の動き(くせ)とか、間の取り方とか、呼吸のリズムとか。。表情とか、、
オオム返しのように、相手のことばを繰り返すことも入るのだろうね。。
これも、効果を感じた。。。。是非、試してみてください。。。。
そして、最後に心理誘導テクニックその3
「リードシステム」
人間というものは五感を通していろいろな情報を取り込んでいるのだ、
その際、五感のなかで、一番優れた感覚を用いて理解するのだということ。
その一番優れた感覚をリードシステムという。
視覚神経の優れたタイプの人を視覚タイプ
聴覚神経の優れたタイプの人を聴覚タイプ
触覚神経のすぐれたタイプの人を触覚タイプ
この3つのタイプのどれかに該当するのだという。
相手にアプローチをするときに、視覚タイプの人に対しては、視覚に訴えるような説明をする。
聴覚タイプのひとには、聴覚に訴えるような言葉を多用する。。
そうすると、相手とコミュニケーションがとりやすくなるのだ。。
各タイプを見分ける方法
口癖からわかるのだという。。
視覚タイプは「~が見える」とか、理解できないときに「見えてこない!!」などいったりする。
聴覚タイプは「「ちゃんと、わかるように話して!」とか「聞いてないよ~!!!」などというのが口癖だったりする。
触覚タイプのひとは、「~を感じてみたい!!!」のような言葉を発する・・・・
なかなか、おもしろい本です。。