[読書記録]私、気になります!|氷菓
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2回目の読書記録です。
今回は、米澤穂信さんの氷菓(ひょうか)をご紹介します。
アニメ化もされていて人気の作品ですね。
https://www.amazon.co.jp/dp/4044271011
目次を載せてみました。
◎簡単にご紹介
神山高校に入学した折木奉太郎は「省エネ主義」の高校1年生。姉の命令で古典部に入部します。
部員ゼロで廃部寸前と聞き、のんびり過ごせると踏んでいた奉太郎でしたが、同じ1年生の千反田える
も一身上の都合という謎の理由で入部しており、最終的に奉太郎の友人である福部里志、里志に恋する伊原摩耶花の4名が新入部員となりました。
そして、奉太郎の周りでは大小様々な事件が発生します。
その度に「私、気になります!」と首を突っ込んでいく千反田えるに奉太郎たちは振り回されていくのでした。。
◎面白さのポイント
奉太郎のモットーは「やらなくていいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に。」ですが、奉太郎なりに部員や事件の当事者らを思って、解決に導こうとする様子や、省エネ主義の自分自身との葛藤が面白いです。
言葉の1つ1つの表現が美しく、トリックも巧妙で
どんどん読み進めてしまいます。
※初めてタイトルを見た時、怖そうな印象を受けたので、ホラー要素もあるのかしら…と思っていましたが、その要素はありませんのでご安心ください!
(『氷菓』の意味についても、読むと分かります♩)
◎続編について
なお、氷菓は続編も複数出ています。
順番は、以下のとおりです。
現在も続いており、次作が楽しみで仕方ありません!
①氷菓
②愚者のエンドロール
③クドリャフカの順番
④遠まわりする雛
⑤ふたりの距離の概算
⑥いまさら翼といわれても
◎余談
作中で主人公たちが暮らす神山市は架空の街ですが、著者の故郷でもある岐阜県高山市が舞台モデルなんです!
実際に高山市に存在する喫茶店やケーキ屋さん等も出てきます。
私は、アニメも小説も何度観た&読んだか分からないくらい大好きで、新婚旅行に飛騨高山を選んだくらいなんです!
もちのろん、聖地巡礼もしました。
また行きたいなぁ。
◎終わりに
ネタバレになってしまうので、詳細は控えますが、
日常生活で起こる謎や事件(授業中、文化祭、バレンタイン、マラソン大会等)を中心に書かれています♩
学園もの・ミステリー好きな方はもちろん、そうでない方でも読みやすいと思います!
読書記録は以上です。
ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。