決着の付け方とは?デジタル認識が世界を変えるーアモール・ファティ祭ー
1/20(土)に、毎月第3土曜日20−22時に開催している「デジタル認識が世界を変えるーアモール・ファティ祭ー」に出演させて頂きました。今回も200名以上の方が参加されていました!
アモール・ファティ祭とは
アモール・ファティとは、哲学者フリードリヒ・ニーチェが提唱した「運命愛」のラテン語です。運命愛とは「いかなる境遇であれ、自らの生を深く愛し、自己の運命を積極的に肯定し生きぬこうとする態度」を指します。
私たち人間はどうしても、色々な出来事を遠ざけようとしたり、自分にとって不都合な出来事があると相手を恨んだりしてしまいます。しかし、それらの出来事にそのような態度を取ったとしても、また別の角度で同じような出来事は私たちを襲ってきます。
ですので私たち人間の在るべき態度とは、いかなる境遇・出来事も心の底から愛することである。どんな運命も愛していこう。それがニーチェの運命愛です。
そしてそんなニーチェの運命愛の概念を用いながら、令和哲学者ノジェスさんは、まさに日本文明は「集団で運命愛・アモールファティをした文明なんだ」とおっしゃいます。
明治維新では、これまで積み上げてきたものを手放し、西洋をそのまま受け入れ、近代化に成功した。1945.8.15には、アメリカの焼夷弾も核爆弾も天皇の人間宣言も、プラザ合意も半導体協定も全てい受け入れて、アメリカが作ろうとする世界秩序を応援した。
そんな日本のアモール・ファティがあったからこそ、いま世界に一万発以上の核爆弾があるにも関わらず、それ以降一度も使われずにすんでいるといいます。
そしていま、アメリカのハードパワーによる秩序の作り方の限界がどんどん露呈し、物質文明も限界もあらわになっていくなかで、このタイミングこそ日本の一番の良さであるソフトパワー・心を活用した秩序の作り方によって精神文明を開いていこうとしているのが、この「アモール・ファティ祭」です。
今回のテーマ「決着を付けるアモール・ファティ」
そして第13回目となった今回は「決着をつけるアモールファティ」をテーマにイベントが開催されました。
それぞれのメンバーがキーワードを話ていき、今回は以下のキーワードでした。
・やっと、始められる!
・咲く桜
・嫌われる勇気
・究極の慣性力
・攻める日本文明のロケット出発
私としては「決着を付ける」に対するイメージが大きく変わって、特に自分で話したパートになりますが「決着をつけよう・終わらせようとすれば永遠に終わらない。本当に終わらせるためには、今までやったこと無いことを楽しく始めることが大事。そうしたら自然とおわらせることができている」ということでした。
確かに「自分のこういう習慣をやめたい」などと思えば思うほど、やめることが本当に難しいです。でもそうではなくて、それに変わる新しい習慣を身に着けていくことでいつの間にかそれまでの習慣が消えていることをよく経験したことがあります。
そのようにいま個人もそうですが、日本や世界も沢山の問題が溢れ、私たち人類は未だにそれらの問題に決着を付けることが出来ていません。それはこれまでの「反対する」レベルの限界なんだな、と感じました。環境問題、戦争、ジェンダー問題、雇用問題…それらを一掃する全く新しい何かを人類が始めなければ、それらに決着をつけられないことを強く感じました。
そこに対して私たちアモール・ファティ祭は、「言語の革命」を訴えており、いま人類が抱えているすべての問題の根底には私たちが今使っている「言語」に限界があり、その限界を超える全く新しい言語を使っていくことで、全く新しい認識・世界観を獲得することができ、全く新しい文化・文明を構築していけると主張しています。
そしてその言語革命によって、今の物質文明の限界を補う精神文明を拓いていくことができる。そしてその精神文明が始まるとしたら、集団のアモール・ファティを実践してきた日本文明からしかあり得ない。そんな想いで毎月、アモール・ファティ祭を開催しています。
次回のテーマ
そして次回のテーマは「狂喜乱舞の祭り」という、私もまだ丼な内容になるのか想像がつかないくらいのテーマになってます。
いまなら参加費は無料になっていますので、ぜひ気軽にご参加下さい!
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