「ビジネススキル大全」を読んで

本「ビジネススキル大全」を読んだ感想をメモしていきます。

〇どんな本？

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「手に職」系ではない、どのように身につけるべきか分からない

抽象的なビジネススキルを一冊にまとめた、ガイドブック的、ポータル的な本。無駄な説明がなく、核心だけが分かりやすくまとまっている。

ビジネスにおける必要なスキルとは何か、自分には何が足りていないかを概要的に知ることができる。会社に入って間もない人向け。

色々なビジネス書を読むより先にこれを最初に読んでから

自分が強めたいスキルを考えると効率が良さそう。

〇詳細

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以下10点からなる。

1．問題を素早く解決する思考法

　●戦略思考：モノの本質を考える。現象を因数分解する

　●仮説思考：情報を集めきる前に、仮説を立てて検証をすることで、スピーディに動ける。

2．発想&読書法

　●発想：とにかくインプット。情報は集めてメモして、後はほかっておけばいい。メモの取り方は、マインドマップで段階的にするとより発想は広がる。

　●読書：時間は有限なので、全てを読もうとはせず、段階的に読む。

　まず目次で興味のある部分から読む。すでに分かっている部分は力を抜いて読み飛ばす。

3．ビジネス基礎力

伝わる文章の書き方、プレゼンの仕方など。テクニック的な内容の紹介。

4．自己管理表（選択と集中）

●選択と集中：8割の成果を上げるのは、2割の肝に力を集中させること。

全てをやろうとはせず、2割の肝を選定することに力を注ぐ。

それを人生全体に拡大し「自分の人生で最も価値を置きたいことは何か」を考えながらその価値観に基づき生活をすること。

5．コンセプト設計

●記憶に焼き付くアイデアとは、以下6点。

　・単純明快であること

　・意外性があること

　・具体的であること

　・信頼性があること

　・感情に訴えること

　・物語性があること

6．コミュニケーション術

人と接する際には「自分の課題」と「他人の課題」を切り分けることが大事（アドラー心理学的な発想）

7．マネジメント法

戦略や戦術より「心掛け」で人をひきつけよう的なおはなし。

8．人生設計術

「緊急ではないが重要なこと」に毎日必ず時間を割くようにしよう。

9．自己実現術

まず「理想」と「現実」を正しく知ることから始めよう。

10.成功哲学

精神論。騙されたと思って自己暗示をかけてみる。

◇本を読んでみての所感

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1、2、4を鍛えていきたいと思った。

1．問題を素早く解決する思考法

2．発想&読書法

4．自己管理表（選択と集中）

1は、日々の業務で意識をしていけば鍛えられそうな部分。

戦略思考は、日々の業務を惰性で行わず「これを実施する意味は何だろう」を考えていけたらと思う。

仮説思考は、今の業務でいくと、ソシャゲのガチャ施策をする前に、今回伸ばしたい数字と仮説を立てることに近そう。

また、施策を全てを場当たり的にこなしてしまうことがあるが、意味を考え、

個人的に「緊急ではないが重要なこと」に時間を割く時間を捻出できるように

仕事も伸ばしたいところは強化し、それ以外はある種切り捨てていく勇気は必要だと思った。

…久々に読み直しましたが、全然できてないことばかりでした（汗）

定期的に本は読み直した方がいいなあと思ったのでした。

おしまい