KVMとは?利用メリットとオススメIP-KVMのご紹介
KVMという用語、聞いたことはありますか? もしかしたら、ここ数年の間、テレワークが浸透する中で個人的に「KVMスイッチ」を購入した!なんて方もいらっしゃるかもしれません。自宅で複数台のPCやモニターで作業する際に、モニターの切り替えやキーボードやマウスの共有などが簡単にできる便利な商品です。本日はこのKVMについて、個人ではなく企業ではどのように利用でき、またどんなメリットがあるのか?見ていきたいと思います😃
KVMとは?
KVMはKeyboard・Video (Visual unit)・Mouseの略であり、コンピュータのキーボード、モニター、マウスを管理するための制御技術やデバイスのことです。まずは、KVMスイッチについて見てみましょう。
KVMスイッチはKVM関連製品の中で最も多く使われています。サーバールームやデータセンターのように複数のシステムが設置されている場合でも、1セットのキーボードとモニター、マウスで多くのPCやサーバーを制御・管理できるため、スペースの問題を解決できます。また、システム担当者が1か所から複数のデバイスを操作できるため効率を高めることができます。
KVMとIP-KVMの違い
KVMにはKVMスイッチのような一般的なKVM製品と、キーボード・ビデオ・マウス(KVM)信号をIP化した、IP-KVM(IP-based Keyboard、Video、Mouse)製品があります。両方とも大規模なPCやサーバーを効率的に管理する目的で使用されますが、IP-KVMはネットワークを通じた遠隔管理が可能になるという点が大きく異なります。(IP-KVMは「KVM over IP」「KVMoIP」「リモートKVM」などと呼ばれることもあります💡)
一般的なKVMは遠隔での管理が不可の場合が多いためユーザーと管理が必要なデバイスが同じ場所にあるローカル環境で素早く複数台のPCやサーバを管理するのに適しています。一方、IP-KVMはネットワークを通じて遠隔でPCやサーバに接続する環境を提供するため、ユーザーが物理的にアクセスが難しい環境やセキュリティでアクセスが制限されている場所に設置されたコンピュータやサーバであっても、遠隔で接続して制御することができます。
それでは、遠隔制御が必要な場合に利用すべき次の5つの機能をチェックしてみましょう!
IP-KVMのメリットとRemoteView
IP-KVMによる遠隔デバイス管理なら、問題発生時も直接現場まで行く手間がかからず、少ないリソースと時間で解決することができます。このように業務生産性のアップだけでなく、デバイスの運用不能時間を短くできるIP-KVMの長所についても詳しく見てみましょう👉 IP-KVM機能を提供する遠隔管理ソリューション「RemoteViewBOX」を例にご紹介します。
01. 便利な接続!「ハードウェア + ソフトウェア」を同時提供
IP-KVMは主にハードウェアベースで、一般的には遠隔管理用のソフトウェアと同時に提供されています。ユーザーは利用しやすいWebブラウザや特定のソフトウェアからIP-KVMに接続して必要なデバイスを制御することができ、
世界中どこでもネットワークを通じた遠隔システム管理が可能です。
RemoteViewBOXも、遠隔制御ソフトウェアであるRemoteViewをハードウェアに搭載したソリューションです。遠隔管理が必要なデバイスとRemoteViewBOXを接続して簡単な設定を行うと、RemoteViewSaaSを利用するのと同じ方法で、Web基盤のインターフェイスを使用して遠隔管理ができます。
02. 遠隔接続時の安全なセキュリティ環境
IP-KVMによる外部から社内重要システムへ遠隔接続時、予期せぬセキュリティ脅威を最小限に抑えるため、IP-KVM製品は強力なセキュリティ機能を備えており、SSL/TLS暗号化やユーザー認証、アクセス制御などの技術で安全なリモート管理を支えています。
RemoteViewBOXの場合、RemoteViewのWebサーバと通信の全区間をSSL暗号化によりデータ漏洩を防ぎ、ログイン二段階認証、接続制限機能(接続許可IP/デバイス/曜日/時間)、セキュリティに脆弱なプロセス(exe)/サービス/URLブロック機能など、多様なセキュリティ機能により安全なリモートアクセスを可能にします。
03. BIOSレベルでの遠隔管理が可能
IP-KVMは、リモートでシステムが起動する最初の段階でBIOS設定に接続できる機能を提供しています。BIOS レベルで発生する問題を遠隔でスピーディーに解決したり、システム構成を変更できるため、情シス担当者やサーバ管理者に便利なツールとして利用されています。
RemoteViewBOXにはBIOS画面に接続できる機能も備えており、遠隔地からPCやサーバのシステム状態を診断したり、OSアップデートやパッチ実行にも活用されています。
04. 遠隔地デバイスの電源制御
IP-KVMは遠隔地デバイスの電源を制御できるWOL(Wake-On-Lan)機能にも対応しています。遠隔地にあるPCやサーバ、無人機器の電源がオフになっている状態でもIP-KVMにより遠隔で電源をオンにしてシステムを起動できるため、遠隔地デバイスに障害が発生したり、突然停止した場合などの非常事態でもスピーディーに必要な措置を講じることができます。
RemoteViewBOXにもWOL機能が搭載されており、RemoteViewBOXに接続されたデバイスであれば、いつでもどこでも遠隔でシステムを電源から制御することができ、効率的な管理が可能です。
作業効率を高める遠隔管理ソリューションRemoteViewBOX
最近では、コスト上昇や、人件費削減など、様々な理由でIT関連部署の予算や規模を縮小しなくてはいけないというケースも増えています。IP-KVM機能が搭載された遠隔管理ソリューションRemoteViewBOXを導入し、限られた情シスのリソースを最大限活用し作業効率性を高めましょう!
下記リンクより製品の詳細と導入事例をご確認いただけます🙂
✅RemoteView BOXの機能と活用ケースについて
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