「東横インこれだけは TOYOKO INN UNOFFICIAL STRATEGY BOOK」を文学フリマ東京36にて販売します!
新ロゴvs旧ロゴ論争
5/21(日)に開催される文学フリマ東京36にて頒布予定の「東横インこれだけは TOYOKO INN UNOFFICIAL STRATEGY BOOK」に掲載した「新ロゴvs旧ロゴ論争」という記事をまず公開します。
2022年7月、東横INNはブランドイメージをリニューアルした。「出発するホテル。」というキャッチコピーとともに、矢印をモチーフとした新しいロゴが発表された。人々が出発するための基地となることを表しているようだ。イメージのリニューアル後にオープンする店舗は、あの青いネオンの看板すらも見慣れた明朝体のものではなく、ロゴと同じ細めのゴシック体。
私は、このキャッチコピーとロゴが正直気に入らない。まず「出発するホテル。」というキャッチコピーの意味が分からない。ホテルなんかだいたい宿泊したら出発するだろ。あと最後の「。」がムカつく。どこかで見たことあるような、よくあるキャッチコピーを模倣しただけとしか思えない。あとこの新ロゴもダサい。若者向けを狙っているのか、SNSのアイコンに適した正円や正方形に収まる形になっている。東横INNを東横INNたらしめているのは、あの明朝体のネオンだと思っている。明朝体だけは貫いてほしかった。
今までは「4&5」と書かれたエンブレムが入口に飾られていた。これは旧4&5CLUB(現東横INNクラブカードの発行元)のロゴ。アメリカで格安の民宿(INN)の宿泊料金が40〜50ドルであることに由来していると言われている(現在HPからその記述は消えている)。最初見た時は意味が分からないロゴであるが、東横INNの歴史を感じる渋いロゴでなかなか良かったのではないか。新ロゴは分かりやすいがやはりダサい。会社としては常に革新し続けているイメージを提供したいのは分からないでもないが……
私の友人たちも(優しいから)このロゴはダサいとか微妙とか言っている。しかし、東横インのとある社員の方が新ロゴについて「お客様から『最初は違和感があったけど良いね』と言っていただけた」と発言していた。これが本当だとしたらかなり賛否が分かれている。皆さんはこのキャッチコピーやロゴをどう感じるか。
内容解説
本書は、文フリに向け制作した新刊のZINEです。自称東横インフルエンサーである私が東横インについて語りました。攻略本と言いながら(前章で書いたように)主観たっぷりです。
ここからは目次の詳細を解説します。
※本書に掲載されている情報は全て2023年5月時点のものです。
p2 東横インって全員好きだと思ってた
私が東横INNを好きになったきっかけを書いたコラムが載ったコンセプトページです。私は東横INNの外観が大好きで、いわば顔ファンです。
p5 東横INNのビジュ爆発
顔ファンの私が東横INNの外観の特徴について語ったページです。とにかく東横INNを見て。カッコいい外観を見て。各店舗をイエベとブルベに分類したりしています。
p7 アパと何が違うの? よくある質問
私が東横インオタクを名乗り始めてから実際に聞かれた質問を集めました。東横INNの無料朝食はおにぎりだけじゃないんだぜ。
p8 シンプルなだけじゃない 謎多き癒し空間
店舗による部屋の違い、私なりの楽しみ方、客室専用誌「たのやく」、謎の研修「内観」について解説したページです。ホテルによく宿泊する人にとって東横INNのシンプルな部屋はつまらないかもしれませんが、私にとっては現実を忘れられる癒しの空間。
p10 初心者向け 東横INN宿泊のいろは
東横INNに宿泊をする際の、フロントでの手続きの仕方や部屋での過ごし方など、チェックインからチェックアウトまでの流れを説明したページです。これはちょっと読者をナメすぎているかなと掲載を迷いましたが、私は部屋の電気がつかない(カードキーをホルダーに入れていないから)とフロントに電話をして大恥をかいたことがあるので、ホテル宿泊の経験がほとんどない方に向けて書きました。
(目次には掲載していませんが、本書の真ん中に友人やフォロワーの方から送っていただいた全国の東横INNの写真を寄せ集めたページを作りました。35枚の東横INN!圧巻です。)
p14 東横INN外観見学ツアー 日本橋
宿泊もせず、東横INNの外観を観察し愛でる・考察するという狂った外観見学ツアー。都内の中でもかなり集中して店舗がある日本橋エリア+大手町にある7店舗の解説をしたページです。
p16 東横INN外観見学ツアー 京都
京都にある5店舗を解説したページ。京都には厳しい景観条例があるため、他県のものとは全く異なる見どころがたくさんあるのがこの5店舗の特徴です。東横INN巡りにピッタリな電動キックボードレンタルサービス・LUUPについても解説しています。
p18 新ロゴvs旧ロゴ論争
本記事冒頭に掲載したもの。東横INNは大好きだけど正直新ロゴ見る度イラッとします。
p19 東横インフルエンサー直伝 東横INNの写真の撮り方
東横INNをよりカッコよく、より面白く撮る方法を解説しています。撮影しているうちに東横INNが大好きになること間違いなし。
p20 フロントで買える!意外とオシャレ オフィシャルグッズ
スープジャー、歯ブラシケースセットなど遠征の際に便利な(?)個性溢れるオフィシャルグッズを解説したページです。
p21 ビジネスホテル 本当にあった怖い話
東横インオタクが浮気をして他のビジホに宿泊した際に起こった実際の出来事を書いたページです。もう思い出したくもない…
p22 会議、教室、イベントなどに! レンタル会議室
一部の店舗で利用できるレンタル会議室を解説したページです。
5/21(日)文学フリマ東京36@東京流通センター 第二展示場か-70 「ろくまる社」
文フリは、コミケなどの即売会に行ったことのない方でも入りやすいイベントだと思います。私は正直「素人が作った本を何で皆買うんだろう…?」と思っていましたが、前回の文フリ東京35に遊びに行った際、ここでしか出会えない面白い作品にたくさん出会うことができとても楽しかったです。次回絶対出店するぞ…!と興奮したのを覚えています。詳しくは公式HPにて。
東京流通センターは浜松町から東京モノレールで3駅、流通センター降りてすぐ。誰の家からも遠いけど、モノレール乗るの楽しいから皆来て〜泣
制作のモチベーション
ZINEのあとがきにも軽く書きましたが、文フリへの出店は私の大学生活の集大成でもあります。
私は中学生の時から「将来は文章を書く仕事がしたい」と思い始めて、高校では校内新聞でコラムの連載をやらせてもらい、大学では雑誌制作を学んでいます。
大学で制作した雑誌は外部に公開することもなく、もちろん販売もしません。だから「雑誌制作ごっこ」でしかなくて、正直制作に身が入りませんでした。
ゼミの先生も「せっかく制作しているのに販売する経験がないのは勿体無い」とずっとおっしゃっていたのもあり、今回、先生に協力してもらいながら同じゼミの友達と出店することになりました。
インターネットを通じて若き才能がたくさん発掘される中、「何もしていない自分」にずっとコンプレックスがありました。なので今回の文フリに向けての作業が、日々自信に繋がっていくことがとても楽しいです。
一見馬鹿馬鹿しいZINEですが、本人は自信満々に制作したのでぜひ手に取って頂きたいです!
制作に協力してくださった皆様へ
いつも東横INNを見つける度に写真を送ってくれる方々、文フリ行くよと声をかけてくれた友達のみんな、この記事を読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。文学フリマ東京36、ぜひお越しください!
黒蜜きな子
Twitter: @R_shingenmochi
Instagram: @honjitsunosyuyaku
ろくまる社
Twitter: @rokumaru8160
#文学フリマ #文フリ #文学フリマ東京 #文フリ東京 #私の作品をみて
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