助演女優賞

出版社にたどり着いた社会人

助演女優賞

出版社にたどり着いた社会人

最近の記事

憧れだった、櫻井翔くんに会うまでの話

2023年、転職して1年半が経とうとしていたある日、私の人生で2番目の夢が叶った。ずっとずっと夢に見た光景が、現実になった瞬間だった。 中学1年生の時、一人の空間が寂しくてどうしようもない日常を救ってくれたのは紛れもなく「嵐」の存在だった。 テレビでは毎日メンバ一の誰かが出ていて、 ドラマもバラエティーも、音楽番組も、私の日常はほぼ嵐だった。 「いつか嵐と仕事がしたい」 そんな馬鹿げた夢を持った私は、テレビ局への就職を夢に見るのである。 夢は突然叶うものだ。「櫻井さん

    • あんなに頑張って入社した出版社を、私は1年も経たずに辞めた。

      1.苦しかった就職活動 中学の頃からテレビ業界を目指すも挫折。 周りはコロナウイルスと戦いながらも続々と内定をもらい、大学1年生から企業でインターンをしていた私は取り残され、いつの間にか負け組になっていた。 それでも必死に夢だけは捨てず、諦めず、縋りついた結果、大学4年生の11月に某出版社の内定を獲得した。 今でもよく覚えている。駅のホームでかかってきた電話に出ると、電波が悪くもハッキリと聞こえた「一緒に働きましょう」の一言は、嬉しいよりもホットした気持ちよりも、"

      • 死んだ方がマシだと思った〜コロナウイルスと就職活動〜

        1.はじめに 2020年11月 私は就職活動という苦しみから解放された。 今思うと本当によく生きていたなと思う。 「コロナウイルス」という訳の分からない怪物のせいで私が想像していた未来など一切来ず、別世界にいるような現実が来た。 このnoteはあの苦しみを忘れず、そしてこれから何か高い壁にぶち当たり逃げ出しそうになった時のお守りとして残そうと思う。 2.家庭環境が生んだ夢  「日常生活を送る上で辛く苦しいことがあった時、 誰もが笑顔になれるようなテレビ番組が作り