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『稲盛和夫一日一言』1/27 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。文末に、過去2年分のレビューを掲載しておりますので、本日分と併せてご一読ください。

 1月27日、今日の一言は『「ど真剣」な人生』です。

 いつも燃えるような意欲や情熱を持って、その場そのとき、すべてのことに「ど真剣」に向き合って生きていくこと。その積み重ねが私たち人間の価値となって、人生のドラマを実り多い、充実したものにするのだ。

 一生懸命に自分の仕事をしながら、必ず創意工夫をしなければなりません。これでいいのかと、今日よりは明日、明日よりは明後日と次から次へと創意工夫して変えていくのです。
 いつも考えて、間断なく知恵を働かせる。頭の良し悪し、知恵のあるなしではありません。常に一生懸命に考える。つまり、働くことも一生懸命なら、考えることも一生懸命にするのです。
 頭は決してよくなくても、次から次へと一生懸命に工夫をする。そうすることをずっとやっていると、それは習い性になっていきます。その習い性が習慣にまでなってくれば、次々と素晴らしい知恵が湧いてくるようになります。私は自分を信じて、創業間もない中小零細企業のころからそうしたことを実行してきました。
 中村天風さんは、著書の中で「有意注意」、すなわち「心して意を注ぐこと」の大切さについて、次のように述べられています。
 「人生、生きている間にはいろいろなことに遭遇し、いろいろな経験をする。ですが、それに対して意識して意を注いでいない。そうではなく、生きている瞬間、瞬間に対し、ど真剣に、何にでも注意を払いなさい」
 心して意識を向ける。常に意識して意識を向ける。そして、集中して、物事を考える。それは意識をフォーカスしているわけですから、意識が非常に鋭敏になってきます。私も自分で一生懸命に注意を払ってやってきましたから、これだなと思いました。

1995年 盛和塾群馬開塾式 講話にて

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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