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『稲盛和夫一日一言』10/11 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月11日、今日の一言は『みんなのために』です。

 「みんなのために」という思いから強力な事業計画を立てたときには、仕事はうまくいく。自分だけ儲けようという思いならば、いくら頑張って立派な計画を立てたとしても、妨害があったりしてなかなかうまくいかない。

 人の行いのなかで最も美しく尊いものは、人のために何かをしてあげるという行為です。私たちは、「仲間のために尽くす」という同志としてのつながりをもって「みんなのために」努力を惜しまなかったからこそ、素晴らしい集団を築くことができたのです。
 「世のため人のために尽くす」ということは、美しい心が行うものであり、また、それを行うことによって、その人の心はさらに美しく、かつ純粋になっていきます。これは仏教における「利他行(りたぎょう)」にあたります。
 「仲間のために尽くす」ということは、「世のため人のために尽くす」ということに比べると狭い範囲での利他行ではありますが、それでもやはり大切なことなのです。

『京セラフィロソフィを語るⅠ』(稲盛和夫著 京セラ経営研究課編/非売品 2001年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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