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洞川温泉(奈良県)を楽しみ尽くしてきた

洞川(どろがわ)温泉は奈良県の中部、吉野郡天川村にある温泉です。温泉地としては比較的新しいそうですが、元々仏教の修行の地で、その途中の宿場として古くからある場所です。その洞川温泉へ日帰りで行ってきました。

洞川温泉ビジターセンター

京都から車で約2時間30分ほどで到着。洞川温泉ビジターセンターという温泉の入浴施設の前が村営駐車場になっていてそこに車を停めます。駐車料金は1時間300円でした。

まず温泉には行かずに周辺を散策します。

いきなり美味しそうなごまどうふのお店が現れましたが落ち着いてスルー。まだ散策は始まったばかり。

隣を流れる山上川に沿って街並みは続きます。

奈良交通のバス停もありました。一応、公共交通機関もあります。

川沿いを歩いていたら気になる神社を発見。洞川八幡宮という神社だそうです。

天智天皇6年(667)創建と伝わるそうで、洞川の氏神さまだそうです。

本殿にお参りした後、別の方向を向くと謎の小屋を発見。人も並んでいる。

洞川温泉のトロッコこと「どろっこ」の発着点でした。このモノレールで上にある鍾乳洞の入口まで乗っていけるそうです。

どろっこに乗って山を登っていきます。

洞川の集落を見渡すことができました。

数分で到着。小屋でお金を払って鍾乳洞の探検です。

さすが鍾乳洞、入口から冷気が出てきます。

長い年月を掛けて作られた鍾乳石を眺めながら進み混ます。

大きく育った石の柱に長い年月を感じます。

これも凄かった。鍾乳洞だけあって滑りやすかったり地下水が垂れてきたりするのでヒールのある靴は避けた方が良さそうです。

帰りもどろっこに乗って山を下り、神社を後にします。

歩いていると柿の葉寿しのお店を発見。柳豊さん。街中で買う柿の葉寿司は味付けが薄めにしてあって、本来の保存食としての機能は失っているのですが、こういう山の中で買う柿の葉寿司は本来の保存食としてのものが多いので期待。

期間限定で柿の葉ではなく朴の葉になっていました。鮭と鯖を7つずつ購入。

塩味が強めの鮭と鯖で美味しかったです。ごはんも甘めの味付けかな。常温保存が出来て2〜3日持ちます。

街並みを歩いていたら、もの凄く良い香りのするお店を発見。たまらずちょっと待って入店。

おいしい匂いの理由はこれでした。鮎の塩焼き。

残念ながらイワナとアマゴが売り切れてしまっていたので鮎をオーダー。

車で日帰りで来たことを後悔したくなるくらい美味しかったです。本当はビールが良かったのですが、この辺りに湧き出る水で作ったごろごろサイダーでいただきました。

けしからん、うまい。でした。

我々はオーダーしませんでしたが、アマゴの活き造りなんてメニューもあって頼んでいる人も結構いました。これはお酒じゃないとキツイ。

お店を後にして一度車に戻り、お待ちかねの温泉です。この洞川温泉ビジターセンターは2024年の4月に完成したばかりのピカピカの施設。

キレイな施設です。入湯料800円を払って入ります。

中もキレイで広いです。

なら旅ネット より
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/04south_area/soneidorogawaonsensenta/

内部は内湯と体を流すスペース。

なら旅ネット より
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/04south_area/soneidorogawaonsensenta/

それと露天風呂です。泉質は弱アルカリ性単純泉。ややトロっとした感触で肌がすべすべになりました。温度はやや熱めだったので寒い時期も良いと思います。

お風呂あがりに日が暮れていく旅館街を歩きます。

クラフトビールのブルワリー兼タップルームがあるじゃないですか。泣く泣くスルー。泊まりで来たら絶対入っていた。

各旅館が提灯を灯しており、街並みに彩りを添えます。

謎のステッカー自販機もありました。

とりあえず1つ買ってみた。某カフェチェーンの面影がどことなくあります。

旅館と陀羅尼助を取り扱うお店の連続です。本来の仏教の修行の宿場としての役割を感じます。

ひととおり日暮れの散歩を楽しみ京都に帰りました。次は泊まりで来たい洞川温泉。かなり楽しいところでした。


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