【春の五感】春のカラーはなぜピンクなのかについて
こんにちは、今日もコーヒー片手にポチポチとnoteを書いています。
家のリビングには昨日購入した桜の花。ダイニングテーブルには名前を忘れてしまったけどオレンジ色のローズと淡いピンクのスイトピー。
春はお花が沢山で嬉しい。生活の視界に彩があるだけで心にフッと風が吹くように感じます。
毎週花を選びにいくお花屋さんは
毎週揃えている花の種類やディスプレイが違う。
行くたびに新鮮な気持ちと選ぶ楽しさと、花屋さんのセンスと提案が店内に見て取れてすごく好きな時間です。正式には種類自体はそう変えていないのですが、見せ方の提案が新鮮。
同じ花でもフラワーベースや隣り合う花が違えば、全く違ったものに見えますよね。ファッションもそう。
さて、今日は春について 私たちが無意識に感じている色や匂いなど五感の話をしようと思います。
●春はなぜピンク色のイメージなのか
まず春といえば何色を想像しますか?
多くの人がピンクや新芽のライムグリーンを思い浮かべるのではないでしょうか?
ではなぜピンクに感じるのか。その要因は視覚だけでなく五感が関係しています。(正式には五感だけではないのですがね。)
私たちが物を認識するときに使う 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。
前回の下の記事でちょろっと書きましたが、
人は五感によって感じた事を、点を結ぶように関連ずけて判断をします。
満開の桜の色、鳥のさえずり、軽やかな甘さの野菜と果物、散歩道の花の匂い、髪を揺らす暖かい風。
これらを関連ずけて”春”と認識する。
特別じゃなく誰もが無意識に使っている事です。
春の色がなぜピンクなのか。例えばこのように関連ずけています。
●<視覚>
彩豊かな花ばな=季節の変わり目=冷たさから優しい暖かさへ=優しい暖色=ピンク
彩度が低い冬から春になるタイミングは真っ白な画用紙に絵の具を載せるように 色が足される。しかしいきなり<冷たい→暑い>の夏になるのではなく徐々に暖かさを感じるため 暑さの赤ではなくもっと優しく心地の良い暖かさ=ピンクになります。
描く表現で言えば アニマル柄や大柄の強いイメージではなく、小さく可愛い小花柄って感じ。春は楽しさ、キュートさ。
●<聴覚>鳥のさえずり=ウグイス=桜の木にとまる。=桜の色=ピンク
●<味覚>旬の野菜=爽やかな甘さのイチゴや春キャベツ=重みがあまりなく味覚が軽やか=春風のように淡い味=ピンク
●<嗅覚>花の匂い=ふわりと香る優しい匂い=淡い花の匂い=ピンク
●<触覚>風が暖かい=薄手になれる=薄さのイメージ=ピンク
私の感じかたの例なので人それぞれ関連づけるものは違うと思いますが、このように、視覚だけでなく 聴覚や味覚でもピンクを感じることができます。
●ピンクを感じる味
私はコーヒーが好きなのでこの時期は春に飲みたくなるコーヒーを選びます。
つまり 春を連想させるピンクをイメージできる味を選びます。
気分によっても変えるのですが、(雨の日はちょっと重目がいいぞ。だから深煎りのケニアを飲もうとか)
個人的に春は軽やかな中に甘さ(イチゴのような軽い酸味)湯気から香るフローラルさを選んだりします。
浅煎りのエチオピアとかね。コスタリカとか。
(エチオピアは柑橘系の酸味が楽しめたり、プロセスによってフローラルさや蜂蜜のように甘さがあったりする。コスタリカは私の中で黄緑のイメージ、青リンゴみたいな香りがするから)
味で春を表現する、花で季節を表現する、ファッションで感情を表現する。
表現という部分で原理は同じだと思います。
※追記
●五感は線、知識は点
私たちは関連づけて認識するという事は関連づける為の線と点が必要になる。
つまり見たもの、聞いたもの、食べたもの、触ったもの、匂ったものなど貯えというか、五感で感じる経験は多く持つ方がいい。
知識をつける事ももちろん大事ですが、感じる事ができてこその知識。様々なことを視点を変えて見ることができる。
物事に対して無意識に感じている自分の感情を俯瞰することは人生においても大事だと思います。
私が瞑想をする理由の一つです。五感は精神が凪である状態でこそいきる。
まぁ、瞑想しながら、だいたい寝てますけどね。笑