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<無料公開>労働時間の管理、勤務間インターバルについて考える。

タイムカードでの労働管理についても問題が多く発生している。特に目立つのはタイムカード打刻の切り捨てである。15分単位どころか30分単位で計算し、切り捨てしている企業も多いのでは?って感じ。更にいえばタイムカードの改ざんが当たり前になり過ぎて皆キレイな始業と終業時間になっている場合も多い。しかし、それをチェックしたり、取り締まったり、是正をおこなわれるのは本当に極一部であり、今回の事象も氷山の一角なんだよね。
もうどの企業も1分単位で前後拘束含めしっかりと出すべきだと思うし、変えるべきと思っていたが、日本社会は残念なから働き方改革により、残業という概念すら無くす方向に舵を切るというのは論外すぎるね。
また、労働改革の新たなポイントである勤務間インターバル導入に関しては現在導入が1.8%とあまり伸びていない。長時間労働是正にはこの勤務間インターバルの管理も一つの手段として有効だと個人的には思っているただ、勤務間インターバルも重要だけど、まずは労働時間をしっかり管理できる、取り締まりが出来る仕組みを整えるべきなのでは?とも思う。
勤務間インターバルとまとまった休日、当たり前の事が当たり前におこなえる社会になるべきだよ。猛烈に働くならばそれに見合うリターンがなければやる価値はない。経営者とかであればそのリターンが見込めるが、雇われの身では使い捨てられるだけ。
現在労働力が不足している、人手不足と言われているが、これは業界や業種ごとの甘えである。需要と供給のバランスが取れてないから労働力が不足している業界があるだけ。本来は労働力を得る為に時給や賃金を上げる事で確保すべきであるが、それをおこなわないで少しでも安く人材を確保できればラッキー、最悪今の人員で現場が回せればラッキーくらいにしか経営陣が思ってないからこのアンバランスな状態が常態化している。
だからこそ、最低賃金を上げる事で強制的に賃金を企業側に上げさせるしかないのでは?と思うがね。まあ安易な考えである事は重々承知の上であるが。少なくとも個人的には労働環境の改善が必要であり、それには取り締まりの強化をしなければ厳しいだろう。

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