<無料公開>メルカリの英国から撤退する件について考える。
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メルカリが英国から勇気ある撤退を決断というニュース。売り上げが40万円しかなく、マネタイズができておらず損失額だけが増えていた現状では今後の展開の見込みが今のメルカリのやり方では難しいという事だろう。一説にはうまくいかない場合は赤字を出しても節税対策となるという話もあり、現状では上場ゴールとになっているのが正直気になる部分ではあえう。
ただ、今後のメルカリの展開を考えると英国よりも米国事業をどうするのかがポイントだろう。米国徹底をした場合本当にLINEと同じ道をたどる事になる。今後英国の代わりどこに進出するのか次第だと思うが、現状では日本での新たな柱、米国事業の建て直しに必死過ぎて今後どうするのかね。
流通額が開始から5年で累計1兆円突破しているニュースもあるが、日本国内でいえば手数料10%でこの流通額ならば日本ではメルカリが儲かるわけだよね。今後手数料競争となればその分売り上げが減るリスクがある。だからこそ、メルカリ以外の柱を早急に作る為に新規事業への投資を続けてるのだろうね。ヤフオクよりも1兆円突破が早いのはさすがのスピード感と思うが、市場の飽和も見えてくるタイミングだろう。らくらくメルカリ便など独自のサービスをどう次に活かすかもポイントだろうね。
現状ではメルカリ全体では25億円の赤字。現状が赤字である事が問題ではなく、海外事業や新規事業が予想よりも上手くいっておらず、メルペイなどの金融分野に投資を強化している以上、金融分野がコケたらかなり危機的な状況である事がリスクである。また、一部ユーザーが騒いでおり、SNSから話題となり、ネットニュース、大手メディアのニュースまで発展してる本人確認に時間がかかってるおり、売り上げ金の失効問題は今後メルカリ自体の信用性にも関わってくるだろう。
実際怪しい取引などで稼いでるユーザーや本人確認書類に不備があったり、何かしらユーザー側に落ち度があるのが現実だろうけど、売り上げが一時的だとしても無くなる仕組みには問題があるのかな?と思う。実際に取引自体を止めないで成立してるものに関してはさすがに払わざる得ないわけだしね。個人的に面白いのは問い合わせ対応にチャットbotを導入する点は試みとしては面白いが、どこまでデータ蓄積がされており対応パターンがあるのかって課題はあると思う。お問い合わせの多くは確かにAIのパターン化と学習能力で対応できるが、想定外の対応についてはまだ難しいのが現状。
正直メルカリ利用者層のお問い合わせの比率がパターンでどれだけ回答できるのかは怪しい気がする。逆にクレーマーなどのパターン外は対応しない方針を企業としておこなうならば日本の企業としてお客様は神様という部分を変える可能性があるわけだから面白いかもね。
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