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よいのはる
2021年11月9日 22:15
本棚は思考の網目そのものである。本は開かずとも、そこにあるだけで人に影響を与えるものだ。だからこそ本棚は、全ての本の背が見えるように使わなければならない。本の背の前に本を積んだり、物を置いたりしてはいけない。今の自分の思考を作るもの、これから考えようとしていることを、つねに一覧で見られるようにしておくべきだ。そんな主張をどこかで読んだことがあった。その主張に、私はおおむね同意している
2020年8月24日 21:26
三島由紀夫『命売ります』(1968年)いくつも読んできた三島由紀夫の作品の中でも、圧倒的な読みやすさとユーモアがつまったこの小説は、私の大好きな作品の一つ。なぜか暑くなると読みたくなり、毎夏のように再読しています。今回はこちらの作品のご紹介と、すこしばかり考察をしてみます。※ネタバレありますのでご注意ください。あらすじ広告会社でコピーライターとして働く27歳の山田羽仁男。あ