
車をつかわずに
職場の健康診断に行ってきた。いつも利用していた病院の予約が競争率高すぎて断念。初めての病院を予約した。
駅直結のビル内にあるクリニック。自分の住んでいる地域よりも栄えた場所にあり、車で行くと駐車場や病院どこー?となるのが予想できたので、電車に乗って行くことにする。
10時間前から絶食で、徒歩+電車にやや不安だったが、いつもと違う行動をするって事自体がワクワクするので、楽しみながらしたくをする。
3つの持病をもってしまい、健康診断必要かな?とも思うのだが、あえて挑む。
困難な状況になると、がぜん燃えてくるおかしな私。
到着した。きれいなビル内で少し迷子。病院はごったがえしている。─は、健康診断専門じゃない、一般の受診も受けてるとこなんや。勝手にいつもの病院のような、健康診断センター的な雰囲気を期待していた私が浅はかでした。
すごく患者さんが沢山いて、雰囲気も落ち着かない。…着替えもなく、次々と空いてる検査から受けさせてもらえる。早い。そしてスムーズだ。院内ウォッチングしてる間もなく、ラストのドクターの診察。
ひっかかる内容は、なかったようだが、視力が右目だけガクッとおちていたので、眼科受診を勧められた。
レントゲン写真を見て「側弯がありますが大丈夫でししょう」と言われた。中学生の時に側弯症を発見されて放置していた事を思い出して、このままで良いのか聞いてみると、気にするほどの角度ではないとの事。これ以上湾曲が進まないよう、体幹や筋肉を意識して鍛えよう。
これまでの半分の時間で終わったー!!
いつもの落ち着いた、男女別に分かれている安心できるけど時間が長い所と、落ち着かなくて患者さんも検査の人も入り乱れてるけど短い時間なのと、どちらが良いのか…どちらにも良さがあるな…むむむ。
お昼の時間だ。周辺を散策しながら、軽く何か食べられそうなカフェを探す事にした。
来年の1月5日に閉店するイトーヨーカドーの中を歩いてみる。何年か前に、G-SHOCKの電池交換をしてもらいに1度来ただけの店舗だが、閉店するとなると、お疲れさまでしたの気持ちを込めて歩きたくなった。
閉店売りつくしの力強いポップが、哀愁を漂わせている。笑顔で働いている方々、どんな気持ちなのだろう。
Googleで見つけた素敵なお店は、カフェスペースが閉鎖中だった。地元密着感のある喫茶店は、ソロの身には敷居が高く、よさげなお店を見つけるべくうろうろする。
大きな通りにでると、ランチメニュー豊富なカフェを発見!入ってみる。
レイアウトのせいか、スタッフさんがお客が来店したことがわかりずらいようだ。さらに忙しいからか、しばらく放置され、やめて出ようと思った所で発見してもらい、席に着くことができた。ここはオアシスだった。メニューが豊富で見てるだけで楽しい。
絶食後に急にもりもり食べるのは体がびっくりしそうなので、おしるこをオーダー。コーヒーのカフェインも私には大切なので、ホットのカフェラテも。甘味と温かさで自分の体にご褒美を。

向かいには、パソコンとにらめっこしてる外国人と日本人の2人連れ。となりには年配の女性がパスタをオーダーしてる。
お蕎麦やスープカレーも食べられるようだ。また来たいな。
ホカホカになったところで、2つ目の目的であるBOOK・OFFへ向かう。自分は、一つの目的で出かける事ができない。欲張って何個か楽しみを作って出かけるタイプ。
初めての店。いつも行く店舗とは客層も、おかれている商品も違うな。いつもの店だと見つからない本も、見つかるかもしれない。ワクワク。
えー!このコミックが全巻ある!!どこにも無かったのにーでも揃えるとなるとなかなかの金額…。こんなとき、いったん考える時間をとると、たいてい次回に無くなっている。似たような事を繰り返しているのに、エイヤっと買う勢いが持てない。だって今年は心の穴を埋めるように、コミックを沢山買いすぎているんですもの…。
愛犬とお別れしてから、外を歩く機会がなくなっていて、近所のどこを歩いても愛犬とのお散歩を思い出してしまい、まだすこし悲しかった。少しずつ慣れていかないと。そう思ったのもあり、歩いてみた。
明るいうちに電車で帰る。あ、スーパーと100円ショップにも寄ろう。小さな冒険をした気分でこの日は終わった。
翌日には軽く筋肉痛になっていて、やはり運動不足だと実感させられる。仕事で歩く筋肉と外を歩く筋肉はやはり違うのだな。
さぁ、あとは、諸々の検査結果をのんびりと待つぞ。