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本来の意味での「出世」をしよう

ロッシーです。

出世したいですか?

ほとんどの人は、出世したいですよね。

より高い地位や、より多くのお金が手に入りますから。


本来の出世とは

本来の「出世」の意味は、

「世俗的なものを超えて、仏の世界に入る。」

というものです。

しかし、いまでは会社などで地位・身分が高くなることを意味するようになっています。

本来の「出世」も目指す

俗世間での出世を目指すことを否定するつもりはありません。

それはそれで大事なことです。

でも、本来の「出世」も目指してみてはいかがでしょうか。

別に、ひとりで山奥にこもって仙人のような暮らしをする必要はありません。

都会のコンクリートジャングルにいて、会社で仕事もしっかりしつつも、不自然な欲や煩悩を無くしていく。

そういう存在になることはできると思います。

両方の出世を目指す

俗世間での出世に、本来の出世という価値観を加え、両者をバランスよく達成すること。

それができる人が増えたら、社会はもっと良くなると思います。

俗世間だけの出世に偏った人は、無限の欲望から脱することができません。

「もっと。もっと。」

と際限なく追い求め、そして社会の害になってしまいます。

いわゆる「老害」などはその典型例でしょう。

俗世間の出世だけではもう限界

明治維新後から現代にいたるまで、富国強兵のもと、日本は

「もっと。もっと。」

坂の上の雲を目指して努力してきました。

そのような社会で奨励されたのは、俗世間での出世を目指すことであり、本来の出世というもうひとつの価値観は、むしろ邪魔だったと思います。

でも、今の時代はどうでしょう?

これまでと同じやりかたで努力することで、本当にうまくいくと思いますか?

それをしても、おそらく「もっとうまくいかなくなる」だけだと思います。

だから、新しい価値観が必要なのです。

温故知新

新しい価値観といっても、わざわざ新しいものを考えだす必要はありません。

私達には、すでに本来の「出世」という価値観があります。

それをもっと重視すればいいのです。

「もっと。もっと。」ではなく「もうこれで充分。」

「増やす」のではなく「減らす」

なんとなく、若い世代の間では、そういう価値観が水面下で徐々に広がっている感じがします。

これからの若い世代は、両方の出世をバランスよく統合していってくれるのかもしれません。

もしそうだとすれば、まだまだ日本の未来は明るいと思います。

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